CFFジャパン事務局スタッフのブログ

NPO法人CFFジャパン事務局スタッフのブログです。仕事のことに限らず色んなことを書いていく予定です。

中学で憧れ、CFFで確信に変わった途上国で働く夢 バリ島で見つけた日本語教師の道〜25周年プロジェクトインタビュー〜

みなさんこんにちは!『CFF設立25周年プロジェクト』ブログ担当のしゅうへいです。先日のブログで、CFFに縁のある方々のインタビュー記事を掲載することをお伝えしましたが、今回は記念すべき第1弾です。

 

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みなさん、中学生のときの夢は何でしたか?そのときの夢を叶えている方、途中で夢が変わった方、それぞれだと思います。

 

記念すべき初回のインタビューを受けてくれたのは、2017年春のマレーシアワークキャンプ参加者、川井優希(かわいゆうき)さん。彼女はいま、中学生のころの夢を叶えようとしています。

 

優希さんの夢、それは海外で働くこと。大学時代に日本語教師の資格を取得し、今年12月にインドネシアのジャワ島に渡る予定です。

 

そんな優希さんの大切にしたい未来は “Dear Future Children”。この言葉にはどんな背景があるのか、お話を伺いました。

心をつかんで離さないバリ島での出会い 子どもたちが日本語を学ぶ姿勢が決め手に

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「Dear Future ChildrenのChildrenは、特定の子どもたちではなく、広く子どもたちのために活動していきたい、ということなんです。」

 

優希さんが、子どもたちのために活動していきたいという想いを抱くきっかけは、2018年夏にボランティアで訪れたバリ島での子どもたちとの出会いだったそうです。

 

「100人くらいの子どもたちがいる孤児院で1週間過ごしました。学校の選択授業で日本語があり、みんな日本語に興味津々!こんな遠いインドネシアで、日本語を勉強して話せるようになりたいっていう子どもたちがこんなにいるんだ!ってうれしくなりました。」

 

日本語教育なら子どもたちの未来の役に立てるかもしれない、と感じた優希さん。その想いは、別の国に訪れたときに明確になりました。

 

「バリ島から帰った後、ルワンダに行ったんです。そこでの生活も楽しかったんですけど、バリ島で出会った子どもたちのことがどうしても忘れられなくて...。それで、自分はバリ島で日本語教育をしたいんだ!って強く感じました。」

 

進む道を決めた優希さん。2019年夏、今度はバリ島の高校と大学で日本語教師インターンにチャレンジします。

 

「私の授業がつまらなくて寝ちゃったりしたらどうしよう...ていう不安がありました。でも、みんな真剣に授業受けてくれて、日本語を勉強する子たちを応援したいって思いました。それで帰国してから、日本語教師の資格を取りました。」

 

そして、今年12月日本語パートナーズという制度を利用してインドネシアに渡る予定です。

 

「本当は去年行けるはずだったんですけどコロナで延期になっていました...。でも先日、行けることが決まってよかったです!」

夢に一歩近づいた高3の春! CFFで心が決まり海外一筋に

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前から2列目、左から4番目が優希さん

優希さんにとって途上国で働くことは、中学生時代からの夢であり憧れ。その原点はあるテレビ番組だったといいます。

 

「中学校の地理の先生が変わっていて、教科書を使わずにオリジナルの教材で授業してくれたり、海外のバラエティ番組を見せてくれたりしていたので、自然と海外に興味を持ちました。途上国で活動したい想いが芽生えたのは、世界の村で発見!こんなところに日本人』という番組を観てからです。青年海外協力隊の方が活動している姿に憧れました。」

 

時は流れて高校3年生。途上国や協力隊に興味がある人が集まり、海外プログラムも充実している東洋大学国際学部に行くことにしました。無事進学も決まった春休みに、初めてCFFのマレーシアワークキャンプに参加します。

 

「春休みを無駄に過ごすのもいやだったので、この機会に初めて海外に行こうと決めました。でも、高校生は私だけであとはみんな大学生だったので、最初は来るとこ間違えたっ!って思いましたね笑

 

初めての海外、初めてのマレーシアは、優希さんの大学生活の軸を決定づける大きなターニングポイントになりました。

 

イスラム教のお家にホームステイしたんですけど、豚を食べられなかったり、食べるときに左手を使っちゃいけなかったりすることを知りました。イスラム教の方たちと生活して初めて、宗教によってこんなに違いがあるんだっていうのが衝撃で...。それに、ちゃんと自分の目で途上国を見て、一緒に生活してみて、将来は絶対途上国で働いて暮らそうと思いました!」

 

将来の進路を途上国に決めた優希さんですが、ある想いが浮かんできました。

 

「このとき私の心で決まっていたのは「途上国」ということだけ。自分に何ができるのか分からないし、何がしたいのかも全然イメージできていませんでした。そこで、大学生活はいろんな途上国をまわって、自分がやりたいこと、できることは何か探すことに決めたんです。」

 

そこから、インドネシアラオスカンボジア、インド、ルワンダなど計13ヶ国を周ったそうです。

 

そんなバイタリティあふれる優希さんですが、マレーシアワークキャンプでは思わぬ壁にぶつかったそうです。

 

「CFFに参加するまで人間関係に悩んだことはなかったんですけど、そこで初めて悩みました。私だけ高校生だったので最初は全然馴染めなくて...。自分の方から壁をつくってしまったこともあってなかなか打ち解けられませんでした。あるとき、本音を話そうみたいな夜があって、“年齢が違うからどう関わっていけばいいかわからない”って話したら、みんな“気にしなくていいのに”って言ってくれて...そこからは普段通りの自分でいこう!って吹っ切れました笑」

 

この経験が、その後海外を飛びまわるなかで役に立ったそうです。

 

「先取りで大学生を体験した感じで、年上の人との接し方がわかりました。別の団体でも、年齢がバラバラの人たちと初めましてで海外に行ったりしたときに、難しく考えず、普段通りの自分でいることができました。」

ワクワクを信じて、まずは目の前のことを全力で

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憧れを徐々に現実に引き寄せてきた優希さん。そんな優希さんには、心に決めている自分ルールがあるといいます。

 

「やりたいことがいくつもあるときは、やってる自分を想像して一番“ワクワクするもの”を選ぶようにしています!“ワクワクする”って自分がやりたくてしょうがないことだと思っているので。インドで出会った日本人に、“ワクワクする方を選べ”っていう言葉をもらったことがきっかけなんですけど笑。わりと優柔不断な性格だったなので、心に刺さった言葉でした。」

 

ワクワクを信じて突き進む優希さん。最後に将来像についてお聞きしました。

 

インドネシアで働くこと、そして子どもたちに関わりたいというのは変わらないと思っています。日本語教師は、あくまで関わり方の1つ。これからチャレンジして、続けたいと思うか、それとも気が変わるか、まだ自分でも分かんないです笑。いまはインドネシア日本語教師をする未来しか見えてません。」

 

優希さんは「途上国で活動する」という中学時代からの憧れに、ゆっくりと、でも確実に一歩一歩近づいてきたように思います。そして、日本語教師という“ワクワク”を見つけました。

 

このインタビューで優希さんが教えてくれたのは、“ワクワク”を求めて探し続けることだと、私は思います。

 

みなさんにとっての“ワクワク”はどんなものでしょうか?

 

(インタビュアー・執筆:しゅうへい)

9ヶ月目の気づき。ここから「築く」ものってなんだろう。

こんにちは。事務局の田代(みちか)です。
雨がすごかったり夏のような暑さだったり、なかなか不安定なお天気続き。
この時期日本では大きな災害が起こりやすく、そんな中不謹慎かもしれないけれど、
この不安定な天気に現地を思い出し、突然の大雨にも寛容になれている自分がいます。(でも雷はちょっといや。)
災害により色々な形で苦しんでいる人たちに、少しでも早く心からの平安が訪れることをお祈りします。
 
 
以前の記事で「アルバイト続いてる」と明言しましたが、気づけば9ヶ月目に突入しました。
 
9ヶ月って、結構長いですよね。そりゃ色々できるようになるよなぁとしみじみ。
バイトだとしても、気づいたことや取り組みたいことを提案すると採用してくれるところはありがたいなと感じつつ、バイトにここまでやらせていいのか?という疑問も付きまとうことは秘密。
 
そんな今日はCFF以外のお仕事Day。
普段何をしているかちょこっと紹介します。
 
 
バイトでは、品質管理の部署に所属しています。
通称QC(quality control)チームでは、バングラデシュの工場とやりとりして新しい素材開発や、商品の検品やそのフィードバック、フィードバックする物の管理から修理(入荷時点のものからお客様依頼のもの)などなど。
多岐にわたる業務があります。
 
わたしが主に担当しているのは物の管理周り。それに伴う取引先とのやりとりや、あとは修理もちょこちょこ。現地へのフィードバックを再構築する部分にも少し携わらせてもらったり。
最近は他部署の人と、会社所有の倉庫(中がすごいことになってる)を一掃&綺麗に保てるためのオペレーション考えることやらせてもらったり。(本来業務じゃないんだけどね)
 
要は、色々とやっています。
 
 
今の会社で働かせてもらうようになって、まず驚いたことが
「え、この部署この人数しかいないの...?」
「一人一人の采配と責任領域、大きすぎないか...?」
(もはや一人部署多すぎる)
 
ということでした。
CFFも人数は少ないから、それなりに1人1人がカバーしなきゃいけない範囲は広くなるけれども、ある意味広く浅く。
ここでは狭すぎず、やや広めで、めっちゃ深く。
といった感じ。
 
1人1人のポテンシャルが高すぎて、刺激受けまくりです。
 
 
スピード感が早すぎて、みんな疲弊していないかい?
ということが心配になる以外は、
とにかく「人が良い」人たちに囲まれて
仕事をする上でも刺激をかなり受けていて
とても楽しく、また充実して仕事をさせてもらっています。
 
よく「CFFじゃなくてそっちで働けば?」と
CFF関係の友達にも言われるくらい、楽しく働いています。
 
 
けど9ヶ月働いてみて、最近気づいたことがあります。
 
それは、
わたし根本的に「ものを生み出すこと、作り出すこと」に
そんなに興味関心がないのだということ。
 
生きていく上で「ものを買う」という行為は必要なこと。
一消費者として、どうせ買うなら良いもの(ハイブランドというよりも、体にいいとか、生産者にも優しいとか、環境に優しいとか、丁寧に心を込めて作られているとか、長く使えるとか)を買いたいとは思います。
 
そういった「もの」を生み出すことを通して、社会に影響を与えることもできると思うし、
買うことを通して、社会とつながることができる。
だからどうせ作るならそういった「良いもの」を作ってほしい。
 
けど、自分がそういったことに時間を使い、
従事したいとは思っていないんだ、ということに気づきました。
 
これ、自分的には結構目からウロコでした。
学生の就活時代から、確かにメーカーとかは全然みてなかったけど
(一応企業就活してたんですよ)
ここまで明確な理由を見出して業界絞ったりはしてなかったなぁ。
 
けど振り返って考えると、学生からCFFに関わって、
職員としてCFFに8年もいて、
「目に見えないけど大切なこと」を考え続け、気づいてもらう仕事をしてきたからこそ
身についた感性のようにも感じています。
 
 
だからこそ、ある意味今いる部署は自分に向いているなとも思います。
無駄を出さないようなものの管理を考えるとか、
一つのものを長く大切に使うために修理するとか。
 
最初、品質管理ってなんだ?すごい地道(地味)そう。
と思ったのは秘密。
 
 
この気づき、何を築くことにつながるのだろうか。
 
そんな自分に対する気づきもありながら、
最近は
「フェア」ってなんだ?
「協働」ってなんだ?(主に他国との)

と、もう少し大きな部分でも考えることがあり、学びがありそうで、けどまだ見つけられなくて...
ということを無限ループのようにぐるぐると考えながら
仕事をしております。
 
このバイトに一区切りがつく頃には
何か自分なりの回答が見えていると良いんだけどなぁ。

25周年プロジェクト始動!みんなの「Dear Future...」を集めたい

こんにちは、CFF活動メンバーのしゅうへいきぬあみです。

 

今年はCFF設立25周年。有志メンバーが集まり、お祝いのプロジェクトが始動しました。25周年プロジェクトのテーマは「手をつないで Dear Future...」です。

この合言葉を掲げて、オンラインイベントなどさまざまな企画を予定しています。詳細はCFF25周年特設サイトでお知らせしていくので、ぜひチェックしてくださいね。

 

そして、ブログでも25周年を盛りあげるため、CFFに縁のある方々のインタビュー記事を投稿していくことにしました。

 

第1回の今日は、インタビュー記事の目的についてお話します。

目的はずばり、一人ひとりの「Dear Future...」= "大切にしたい未来" を集めていくことです。

 

■ 25周年プロジェクトのテーマの背景

 手をつないで Dear Future...

 

「25周年プロジェクトをだれに届けるのか」「なんのためにやるのか」「参加してくださった方々にどんなことを感じてほしいのか」を軸にしてこのテーマに決めました。

 

大事にしたのは「...」の部分です。話し合いでは、Dear  Future CFF(未来のCFFへ)、Dear  Future Children(未来の子どもたちへ)、Dear  Future Me(未来の私へ)などたくさんのアイディアが出ましたが、Futureに続く言葉をあえて示さないことにしました。25周年プロジェクトに心を寄せてくださる方々一人ひとりに、この後に続く言葉をつなげていただきたいと考えたからです。(詳しくはこちら

 

また、現在CFFは、新型コロナウイルスの影響で海外プログラムを開催できずにいます。一見すると活動が止まっているように見えるかもしれません。しかし、5,000人以上いるCFFの参加者一人ひとりが、CFFという共通点を持ち、今このときもそれぞれの未来に向かって生きていること、どんな状況であってもCFFの価値は広がり続けていることを、私たちは信じています。

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テーマ決めミーティングの様子

幅広い年代のメンバーが、全国各地とマレーシアから参加しました

■ ブログ企画にこめる想い

このブログでは、CFFに縁のある方々の「Dear Future…」をインタビュー記事としてお届けしていきます。

 

CFFに参加されたことがある方へ・・・

あなたは、CFFでどんな経験をされましたか。その後、どのような生き方をされていますか。登場する方のお話から、昔のことを思い出したり、人生に共感したりすることもあるかもしれません。

 

CFFに参加したことがない方へ・・・

さまざまな生き方や考え方から、何かのヒントやきっかけを感じ取っていただけたらと思います。

 

そうして、一人ひとりの大切にしたい未来をシェアできたらうれしいです。

 

あなたは「Dear Future…」の続きにどんな言葉をつなぎますか? 

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25周年を記念したロゴ

「これまでの道のり・成長」と「CFFはこれからも続いていく」

という2つの意味をこめました

 

記念すべき一人目のインタビュー記事は、本ブログサイトで6月25日(金)に公開予定です。

ぜひチェックしてみてくださいね!


CFF25周年特設サイトはこちら

 

執筆/あみ、編集/しゅうへい

 

25周年プロジェクト ブログ担当

しゅうへい

f:id:cff_japan:20210611133633p:plain・2019春第54回マレーシアワークキャンプ、2019~2020第9回マレーシアファミリーキャンプ参加者
フリーライター
・キャリア教育団体や場づくり系NPOでも活動

 

きぬ

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・沖縄の大学生
・拠点型子どもの居場所づくり事業スタッフ
・高校でSDGsや異文化理解を学び、海外の子どもたちと関わりたいと思うようになる。CFFでリモートで子どもたちとふれあったことをきっかけに、25周年プロジェクトに参加。

 

あみ

f:id:cff_japan:20200510124657p:plain・2011春マレーシアスタディツアープログラムリーダー 、CFFマンスリーサポーター 他
クラウドファンディングのサイト運営会社で資金調達のサポート
・日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザー


 

本物は他のもので代替できるか?

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(この先ベトナムアリマス。どこ?)

 

気ままブログ、更新します。
事務局内海(けんじ)です。


去年の3月ごろ、夏にはまた海外に行けるだろう、なーんて思ってた時期がずっと昔に感じます。

「コロナが終わったら」という台詞、
終わるってどんな状態だろうなあと思いつつ、合言葉みたいに飛び交っていますよね。

 

ウィルスは自然の一部で、これまでもあったし、これからもある。
撲滅とか、打ち勝つとか、そもそも前提がどうで、私たちはどうあるべきだろう?
緊急が常態化して、緊急が緊急じゃなくなったら、本当に大切なことが見えなくなってしまうような気がします。

私たちも自然の一部で免疫システムっていうのをちゃんと持ってます。
こころも身体も元気でいること、
それが最大のワクチンであるんじゃないかなあと最近思うようになりました。


私たちの免疫と、ウィルスとの間に動的な平衡状態ができるときが何年後かには来る?
いや、来てもらわないと困ります。
現地にはいつ行けるのだろうか。

 

コロナによって奪われたのは、命だけでなく、子ども/青少年たちの大事なものも奪っています。

年に一度の文化祭や運動会。
一生に一度かもしれない、
入学式、卒業式。成人式。修学旅行。

 

埋もれてしまっている声がないだろうか?
外に出られず、マスクで表情も気持ちもわからない状態で、5年後、10年後、通るはずだったところを通らなかった子どもたちに、どんな影響を与えているだろう?

 

最近は学校から、海外研修の代替でオンラインツアーの依頼を受けることがあります。

本当の意味で”代替”になることは難しいんだろうけれども、CFFなら何か届けられるんじゃないだろうかと、機会を奪われた彼らを前に毎回突きつけられるような感覚です。


そうそう、オリンピックも本当にやるの?って言う絶妙な空気感で時が進んでますが、選手団が来日しましたね。
パラリンピックで基礎疾患のある方はどうなんだろう?ボランティアで高齢者の方は?

疑問は尽きませんが、オリンピックはやらない方がいいでしょ、と思う一方で、子どもたちの運動会はやったら?と思ってしまうのはなぜだろう?
オトナの思惑を感じるからかな。自分ごととの距離感かな。
わたしのことは大切で、よくわからない誰かは大切じゃない?
そんな基準で測っていないだろうか、と自問自答しています。

オリンピックはやるべきかどうか、
運動会はやるべきかどうか。

もちろん、ある意味では、やるべきで、
ある意味では、やるべきでない。

その”ある意味”をたくさたくさん対話して、どちらの立場からも共通の了解をとるにはどうしたらいいだろう?

 

悶々としながら京王線に揺られています。


続く。

 

CFFジャパン事務局 内海研治

アルバイト続いています

こんにちは。事務局の田代(みちか)です。

昨年10月からの勤務体制縮小を受け
それまでがっつり週2~3で活動メンバーとミーティングしていた日々がぱたっと落ち着き話す機会が激減したせいか
 
「最近みちかどうしてるの?」と聞かれる、
 
と、聞かれることが多くなりました。
 
はい、わたしはとても元気です。
(ほんと多分、みなさんびっくりするくらい変わらずに元気です。)
 
なんだか団体の状況と合わせて心配してくださる声が多かったのだなぁと、様子をお伝えしてこなかったことをちょこっと反省しています。
 
ということで、今日は「最近の田代何してるの?」をテーマにブログをお送りします。

 

 
新しい年度になり
内海は常勤復帰、高梨は育休からの復帰の中、
田代は昨年10月から変わらず、
CFFと企業でのバイトと、二足のわらじ生活が続いています。
 
 
え、バイトしてたの?
 
 
と思われた方、そうなんです。
 
実は今がっつりと企業でバイトもしております。
 
この業界界隈の方はご存知の方も多いかもしれないですが、途上国でバックやジュエリーやストールをつくって先進国でブランドとしてやっていこう!と頑張っている会社です。
メインの事業国はバングラデシュの、あの会社です。
 
 
わたしは大学を卒業してすぐにCFFの職員となったため、NPO業界以外を知らずに働いていました。
積極的な採用が行われていないような業界にすぐ入れたことはある意味幸運だったかもしれませんが、わたしは「新卒NPOコンプレックス」のようなものをずっと抱えていました。
それこそ5年くらい。
(ここら辺は長くなるので、もしこの業界にすぐ入りたいと思っている学生のみんなはぜひ連絡ください。今は全くコンプレックスは無いですけど!)
 
 
だからというわけではないですが、「時間ができた」「何かバイトをしよう」と思った時、経験できたらよかったのになぁと思っていた企業で何かできないだろうか…
 
と考え、その中で真っ先に浮かんだのが今バイトさせてもらっている会社でして。
 
「応募条件:1年以上勤務できる方」といのを横目に、だめもとで受けたら採用してもらえました。
 
 
バイト先では驚くくらいストレスフリーに仕事ができています。
 
一つはアルバイトという立場というのももちろん大きいです。
 
けど、なんでこんなに気持ちよく働けるんだろう?
と思った時、物事の根底に「感謝」があること、
双方向にそれを感じ、また表現しているからなのだということを感じています。

 

先行き定まらず、いつやめるかもわからない状況にあるにも関わらず
「雇ってくれた感謝」
というのが私の根底にはあります。
 
また、「働いてくれてありがとう」という感謝を日々伝えてもらっています。
それこそ、バイトだとか社員だとかにとらわれずに接してもらえる環境は
本当にありがたいなぁと思っています。
 
CFFに勤めて早8年目に突入しましたが、まさかこんな勤務体制になっているとは夢にも思わず
 
10月の勤務体制縮小ということが決まったときは、
それなりにこれからのことに不安になったり
団体に対しても、自分自身に対しても、これからどうしようという気持ちも少なからずありました。
 
けど、そのような環境になったからこそできている新しい経験があると実感しています。
 
 
 
バイト先から学んだこと
 
バイト期間を通して学んだこと
 
まだまだたくさんありますが、それはまた次回に。
 
 
 
仕事は、一日の大半を占めるもの。
 
「何になるかではなく、どう生きるか」
 
創設者の二子石さんの言葉を噛み締めながら
 
今日はCFFのお仕事真っ最中。
 
CFFの方でもちゃんと働いているので、ご安心くださいね!
 
今年は25周年のCFF、そのプロジェクトを主に担当しています。
冒頭でぱたっと活動メンバーと関わる機会が...
と書きましたが、プロジェクトメンバーのみんなとはそれはもう、かなりの頻度のミーティングを繰り広げています。
 
プロジェクトの概要はそろそろ情報解禁。
 
みなさま楽しみにしていてくださいね。

子育てひろば、はじめました

こんにちは、お久しぶりです。

事務局の高梨(なっしー)です。

 

昨年4月に長男を出産し、

約1年間育休をいただいていました。

 

産休・育休前は仕事モードから

子育てモードに切り替えられるのか心配していましたが、

生まれてみると子育ての日々が怒涛すぎて、

心配及ばず、すっかり子育て脳になっていました。

 

そんな私ですが、この4月から

月・金曜のみ事務局に復帰して、

地域の子育てひろばを担当させてもらうことになりました。

 

産休・育休期間中、

コロナの影響で様々な産前プログラム、

親子プログラムが中止になる中、

私が常に不安なく楽しく子育てできていたのは、

 

【気軽に話せる場所】

 

が身近にあったから。

 

 

家の中で子どもと二人きりだと

会話もなくお世話だけで1日が終わってしまったり、

代わり映えがなくて淀んでしまうこともあったり、

思うようにいかなくてストレスに感じてしまったり。

 

そんな時、私自身は

地域のコミュニティガーデンでの話しながらの作業や

お産学校の仲間との定期的な集まりに、

とっても救われていました。

 

わざわざ予約をとったり子育てダイヤルに電話をして

相談するまででもない、

ちょっとした気になりごとや困りごとを、

普通の会話の中で気軽に話せる場。

そして、互いに笑いあえる場。

 

そんな場があったから、

コロナが騒がれている中でも全くの不安なく

楽しく育児ができていたのだと思います。

 

 

こんな場所が地域にたくさんできたら

親御さんたちも心強いだろうし、

子育てライフも安心して楽しめるんじゃないかなぁ。

産後鬱も減ったりするんじゃないかなぁ。 

 

そんな思いもあり、

出産から1年たったこのタイミングで、

さわやか福祉財団の助成金をいただき

地域への子育てひろばを開始することにしました。

 

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cffjapan.org

 

祝日を除く月・金の10:30-15:00で開催してます。

 

CFFらしく、多文化・多世代、

フィリピン・マレーシア・ミャンマーの子どもたちと繋がったり、

更には地元の農家さんや福祉施設と繋がるのもいいなぁ。

 

来るといろんな価値観、考え方と触れ合えて、

いろんな学びがあるような、

 

このご時世だからこそ逆に、

有機的な関係性で

育ちあえる場になっていくといいなぁ〜。

 

そんな願いを持って、試行錯誤でやっていこうと思います。

 

お近くに来た際には、ぜひ覗いてみてくださいね^^

 

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アルバイトやめました

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(じむきょく裏庭にて。よしのさんが木苺の花だよと教えてくれた。)


あれだけさむかった冬から、なんだか春の気配。と思ったら一気に桜が咲き、東京はもう葉桜ですね。気ままブログ、ちょっと気ままが過ぎました。

 

久しぶりの投稿です、事務局内海(けんじ)です。

10月から始めた放課後デイサービスのアルバイトをやめました。この春からCFFジャパンへ常勤で戻っております。

 

CFFが休業となって始めたアルバイトですが、たくさんたくさん学びがありました。
子どもたちとの関わりから教わることが多く、かけがえのない出会いに、会えなくなってしまうことがちょっぴりさみしかったりもします。

 

春は”おわりとはじまり”がいっしょにきて、みなさんにとっても変化のときですね。

CFF活動メンバーからも卒業や入職の報告をもらいました。
なんだろうなあ、この親心みたいな感覚。
がんばれ、と、がんばりすぎるなよ、と。

ぜひぜひCFFで学んだことをそれぞれ置かれた場所で実践してほしいと願っています。

 

社会ではCFFみたいにはいかないな、と思うことばかりだと思います。
思い通りにならないときこそ、受け取るべき学びを受け取れる自分であれるように、落ち込みすぎず上手にお仕事とも自分自身とも付き合ってくださいな。

きっと必要なことが必要なタイミングで与えられているはずです。
いっしょにがんばりましょう!


ということで、この春からアルバイトをやめて事務局に戻ってきました。


ハローアゲイン、CFFじむきょく。

 

続く。

 

CFFジャパン事務局 内海研治