こんにちは!CFF「子どもの家」を守り隊コアメンバーのしょうや(20春マレーシア現地インターン)です。
皆さん自宅で生活する時間が長くなっていますがいかがお過ごしでしょうか?
先日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言が31日まで延長されることが発表されました。外出自粛の日々が長引きまた今までの日常が遠のいてしまい、不安になっている人も多いのではないでしょうか。
そんな中でも、懸命に命を張って闘ってくれている医療従事者の方々に心からの感謝を送ります。
今回のテーマは
の3本立てでお送りします!
CFFマレーシアの現状
いまマレーシアでは学校閉鎖などの活動制限令が5月12日まで延長になりました。そのため子どもたちも学校に行けず、「子どもの家」で過ごす日々が続いています。
そのため子どもたちは、友達にも会うことはできず、教会などもオンラインでの実施となっています。
そして、スタッフも子どもたちが飽きないようにするために、料理をして自分たちでご飯を作ったりしています。
【小さい子どもたちはあけみさんと一緒にクッキーを焼いています】
今、学校の寮もなくなってしまったので帰ってきているマックスウェルも協力していて、子どもたちと一緒に畑仕事をしたり、子どもたちに数学を教えています。小さいころを知っている方々からだと微笑ましい姿になっていると思います。
【子どもたちに数学を教えるマックスウェル。(写真中央)】
しかしながら、子どもたち全員が一緒にいれているわけではなく、今年卒業したフランチェスが実家に二週間の一時帰省をしていたのですが、活動制限令の影響で帰ってくることができずにいる状況です。
そんな中先日は寄付プロジェクトのオープニングイベントも兼ねてCFFウィークの中でCFFマレーシアとビデオ中継をすることが出来ました。そしてその中で子どもたち1人1人が「Someday in the future」を見してくれて自分の夢について話してくれました。
この子たちがそれぞれの夢を叶えるためには「子どもの家」が必要です。
どうか、子どもたちが夢見る未来のために、皆さんのお力添えお願いします。
今だからできる「楽しい」を探しに
ご存知の方もいるかと思いますが、僕自身も20春シーズンのプログラムインターンの後にそのまま事業インターンをし、9月末までマレーシアにいる予定でした。しかし、この新型コロナウイルスで緊急帰国をすることになりました。
僕自身、インターンの目標としてはCFFで見つけた「楽しい」の追求でした。しかし、まだその「楽しい」を追求しきることができていませんでした。
しかしこの今までにない状況下だからこそできる「楽しい」を追求してみようと色々なことに取り組んでいこうとしていて、その一つとしてこの寄付プロジェクトにコアメンバーとして関わらせてもらっています。
【笑顔で活動しているコアメンバー】
寄付プロジェクトで「楽しい」?
と、疑問に思う方も多いと思いますが、このプロジェクトが守ろうとしているものは皆さんの中でも今までに経験した「楽しい」の中に入るような経験の1つを体験した場所なのではないでしょうか。
その「楽しい」が今なくなりそうで「楽しい」を守る活動をしてみることで自分が探していることを違う角度から見ることができると思ったからです。
皆さんも今までの「日常」が失われていて、今までの「楽しい」がなくなっている人も多いのかなと思います。それでも今までそばにあるようで見えていなかったものや、今までと違う「日常」を送ることで新たに見つけたものなど、ごく当たり前のような感情、物事をこんな機会だからこそ追求してみてはいかがでしょうか。きっとその先に見えてくるものが何かあるはずだと思います。
CFFマレーシアで感じた「楽しさ」とは
先ほども書かせていただいたように3月末までの2か月間で感じたCFFマレーシアにある僕なりの「楽しさ」について話させてもらいたいなと思います。
僕がCFFに関わり始めてから早いようで1年が経ちました。CFF歴は長くはありませんが、このCFFのお陰で本当に濃い1年を過ごさせてもらいました。
始めてこのフィールドに足を踏み入れたマレーシアワークキャンプ55回
改めてここが好きと実感させてくれたマレーシアワークキャンプ59回
子どもたちとより仲良くなりより深く知れたファミリーキャンプ
プログラムでの難しさ、楽しさを教えてくれた20春シーズンプログラムインターン
1ヶ月もできずに中断してしまった事業インターン
どれも今の僕になる上で欠けることのできないものです。
そしてこのどれにでもあったのが新たに見つけたCFFでの「楽しさ」です。
どれも後から振り返ればいつも「楽しかった!」と答えます。
けれども、そのすべてがただ楽しいだけのものではありませんでした。
マレーシアワークキャンプ55回には初めてのことに悩み葛藤し
マレーシアワークキャンプ59回ではありのままでいることの難しさに直面し
ファミリーキャンプでは他人と一緒に楽しむことの難しさを感じ
プログラムインターンでは自分の無力さを感じました。
でも、このどの感情が欠けても僕は「楽しかった」と言えなかったと思います。
それは僕が感じた「楽しさ」とはただ「楽しい」ではなく、何かの上にある「楽しい」だからこそ出てくるものだと思ったからです。
なぜならプラスの感情があればマイナスの感情もあるはずだからです。もしマイナスの感情がなければプラスの感情だけになり、そうすればそれは普通になってしまいます。
暗闇があるから星が輝くように、マイナスのことがあるからプラスのことが輝くのです。
そのことに気づかせてくれたのはいつもつらい経験をした時にそばにいてくれたCFFマレーシアの子どもたちでした。
子どもが僕の星であり道しるべだったのです。
初めて参加してからボランティア活動なんだから子どもたちのためにと今までやってきました。
しかし、いろんなことに気づかせてくれたのは子どもたちでした。
どうかこの子たちの未来が明るく、この笑顔がいつまでも続くことを祈っています。
【子どもたちと教会で撮った写真】
最後に
今、新型コロナウイルスの影響で世界中で長く暗い夜が来ています。
それでも皆さんの中にはたくさんの星があるのではないでしょうか。
皆さんが出会った子どもたちの笑顔
たわいもないことで笑ったあの日々
当たり前のように家族と過ごせる時間
自分の大切な人の笑顔
どれも大切な宝物でこれが暗闇をぬける道しるべになっている人もいると思います。
それでも僕たちは簡単に未来を想像することができます。
何年後には学校終わって就職するんだろうな、何年後にはまた「子どもの家」に行こうなど。そして毎日当たり前のように家族と一緒に笑顔に過ごすことができます。
しかし「子どもの家」の子どもたちはどうでしょうか。
もし「子どもの家」がなくなったら?
簡単に帰れる家はありません。
温かく迎えてくれる両親もいるかわかりません。
なかにはひどい仕打ちを受ける子もいれば
追い出されてしまう子もいるのではないでしょうか。
僕たちにはあたりまえの「家族」という存在。これはお金がなくてもなくならない居場所だと思いますが、
CFF「子どもの家」にいる子には「子どもの家」が家族であり、居場所です。
そして「子どもの家」はお金がなければ運営することができないのです。
どうかあの子たちの
笑顔を、日常を、居場所を、家族を
守るためにもご協力お願いします!
現在、寄付プロジェクトとして
【それいけ!!】
CFF「子どもの家」を守り隊
~2020寄付プロジェクト!~
が開催しています!
(プロジェクト特設サイトはこちらから)
どうか皆さんの力を貸してください!
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回の更新も楽しみにしてください!
CFF「子どもの家」を守り隊寄付プロジェクトメンバー しょうや