CFFジャパン事務局スタッフのブログ

NPO法人CFFジャパン事務局スタッフのブログです。仕事のことに限らず色んなことを書いていく予定です。

想うを繋ぐ~2020寄付プロジェクト~

 

こんにちは!マレーシアワークキャンプ51回とフィリピンワークキャンプ116回に参加しました、ことのです。

 

新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀なくされている中ではありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

会いたい人に会えず、行きたいところにも行けず、先の見えない状況に一抹の不安を抱えている方も多くいらっしゃるかとは思いますが、そのような皆様にとって、このブログが少しでも励みになれば幸いです。

 

また、今も懸命に最前線で戦っておられる医療従事者の方々をはじめ、私たちが自宅で過ごせるよう働いてくださっている多くの方々に心から感謝いたします。

 

普段は2020年夏リーダーズとして活動していますが、今日はオンラインイベント企画チーム“ゆにばーす”として、5/2~5/6の5日間で行ったCFFweekの様子と、それを終えて「子どもの家」の子ども達に対しての想いを書かせていただきます!

 

今回のテーマは、

 

の3本立てでお送りします!

 

 

「子どもの家」が与えてくれたもの

 

私にとって「子どもの家」は、多くの気づきを与えてくれた場所でした。

 

2018年の夏、マレーシアの子どもの家を訪れました。

ただ何となく海外ボランティアに興味があり、奇跡的なご縁の末、CFFのワークキャンプに参加しました。

特に目標もなく参加した私でも、一緒に参加した仲間たちと素敵な日々を過ごすことができました。

毎朝虫の羽音に起こされ、泥まみれになりながらワークをして、
冷たい川で汗を流し、かわいい子ども達とご飯を食べアクティビティをして、
夜にはセミナーでみんなと語り合い、とても楽しい12日間でした。

CFFの想いや歴史を学び、
子どもたちの笑顔に触れ、
人の温かさや自分は一人ではないということを気づかせてくれました。

それがCFFマレーシアの「子どもの家」でした。

 

しかし、日本に帰ってきてなぜか後悔ばかりが残りました。

今まで多くの人の手によって守られてきた子どもの家で私は何を残すことができただろう、
たくさんの気づきを与えてくれた子どもたちに私は何を与えられただろう。

多くの人に支えられている私は、誰かを支えることはできていなかったのではないかと思い、1年後の夏、フィリピンワークキャンプへの参加を決めました。

 

「なにか残そう」そんな想いで参加したワークキャンプでしたが、
やはり残せたものより与えてもらったものの方が圧倒的に多かったように感じます。

人を想うこと、それを行動に移すことの大切さを、CFFフィリピンの「子どもの家」は気づかせてくれました。

 

私にできることは、この気づきをより多くの人に伝えていくことなのではないか、
そう思いリーダーに立候補を決めました。

20夏プログラムの開催は難しいかもしれないけれど、そんな中でも私にできることを精一杯やることが、多くの気づきを与えてくれた「子どもの家」へのせめてもの恩返しであると思っています。

 

その一つがこの寄付プロジェクトです。寄付プロジェクトの企画をしてくださったCFF「子どもの家」を守り隊コアメンバーのみなさん、本当にありがとうございます。

 

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【CFFマレーシアでの子どもたちとの写真】

 

 

 

【ゆにばーす】の存在意義

 

今私にできることは、「子どもの家」が与えてくれた気づきを多くの人に伝えること。

それを実行できるチャンスが【ゆにばーす】の活動でした。

 

ゆにばーすは、もともと今年の春シーズンの参加者さんへ向けての第2回事後研修の二日目企画のメンバーでした。

しかし、コロナウイルスの影響で中止となってしまったため、こんな情勢の中だからこそ私たちでCFFに想いを馳せ、
少しでも前を向いて明るくなる時間を届けようと、オンラインでの企画を進めました。

【自分や他者に想いを馳せる】をテーマに、
参加してくれた方の未来への一歩のきっかけになるよう、
想い合う空間を作ることを目標に、

GWの5日間をCFFweekとし、
ゲスト講演やSACの国内活動報告会、シェア会、CFFマレーシアとの現地配信など盛りだくさんのイベントを企画しました。

 

始めての試みで不慣れな部分も多く、準備に戸惑うことも多々ありましたが、参加してくれたみんなやCFFマレーシアの子どもたちの笑顔を見ることができ、
企画してよかったと思うと同時に、
子どもたちの笑顔を守りたい、コロナウイルスの影響なんかで彼らの生活が変わってしまうなんて絶対にあってはならないと強く感じました。

 

参加者のみんなが自分や他者に対してはもちろん、
CFFや子どもたちに想いを馳せる時間になっていたことは、
子どもたちの笑顔を守ることに繋がるのではないかと思い、

オンラインという形であっても、CFFが大切にしているものを発信できたこと、その先導を切れたことが嬉しく、私自身の自信にも繋がりました。

 

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【CFFweek企画チーム“ゆにばーず”】
 

 

想い想われる空間をすべての人に

 

【ゆにばーす】というチーム名は、英語のuniverseからきています。

私たちにとって未知の世界である宇宙には無限の可能性が広がっています。

それは、漠然とした未来とも通じるものがあるんじゃないかと思います。

そんな中にみんなで飛び込んでいくようなワクワクを共有できる空間を作りたい、そんな想いからつけられたチーム名です。

 

未来について考えることに難しさを感じる人もいるかもしれない、

でも、CFFには同じ想いを共有し、夢を語り合った仲間がいることを思い出してほしい。

みんなの想いはきっと誰かに届いていて、「想い想われる」温かい空間はどこまでも繋がっていきます。

 

どんな状況に置かれていても、未来は私たちの手で創造することができる、

みんなの想いは未来を変えていくきっかけになる、そう信じています。

子どもたちの笑顔が輝き続ける未来を、みんなで一緒に作り上げていきましょう!

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【CFFマレーシアの星空】

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【それいけ!!】
CFF「子どもの家」を守り隊 
~2020寄付プロジェクト!~

(プロジェクト特設サイトはこちらから)