寄付を通じて社会が変わる!?
こんばんは、事務局のなっしーです。
今年度も今日が最終日。
CFFの活動メンバーでも、明日から新社会人になる人が多いですよね。
大学1年生の時からCFFに関わってくれていた学生が社会人になるとは、
嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもあり。笑
職種は違えど、これからは同じ「社会人」として、ともに頑張っていきましょう!
たまには事務局に来て元気な顔を見せてね〜!
・・・と。
そんな新社会人になるみなさんへ(勿論それ以外の方へも)、朗報です!
この度CFFジャパンは3月14日に、
東京都より「認定NPO」を交付され、めでたく
「認定NPO法人 CFFジャパン」になりました!
認定NPO法人というのは、
NPO法人のうち、所轄庁(CFFジャパンの場合は東京都)から、
公益性や健全な運営体制など、一定の要件を満たす法人と認定された法人のことを言います。
認定NPOになると様々な税制優遇制度を受けられることになって、
みなさんがもしCFFジャパンに寄付をしてくれた場合は、
確定申告をすることで支払った税金が還付されるようになります。
(簡単に言うと、みなさんが1年間でCFFに寄付してくれた金額の約半額が戻ってくるようになります)
と言っても、そもそも税金ってどんなものなのか。
何に使われているのか。
実際のところはよくわからなかったりしませんか?
お金や税金のハナシって、あまり日本の教育の中ではされてこないですよね。
だから、当然のように毎月支払っている税金が何に使われているのか、
興味すら持ちにくかったりします。
ということで、今年度(平成28年度)のデータを調べてみました。
平成28年度一般会計予算(平成28年3月29日成立)の概要 : 財務省 より
そう。
私たちが毎月支払っている税金の多くは社会保障関係費(医療・福祉等)に使われています。
ついで大きいのが国債費(国の借金返済)。
その次が地方交付税交付金(地方自治体に交付されるお金)となっています。
上記3項目だけで、支出の約7割を占めています。
4位 公共事業関係費
5位 文教及び科学振興費
6位 防衛関係費
「その他」の中には、経済協力費、いわゆるODAなど、開発途上国への支援なども含まれています。
そして6位の防衛費は、軍事費でもあります。
私たちが支払っているこのような税の使いみち。
みなさん知っていましたか??
そして国に納められるこれらの税金の使いみちは、
私たち市民には自由意志で選択することができなかったのです。
けれど!
認定NPOの寄付金控除制度を利用することで、従来税金として国に納められて、
行政によってのみ決定されていたこれらの税金の使いみちを、自ら決められるようになるのです。
つまり、
さまざまな社会課題の解決を全て行政に託すのか、自らが応援する認定NPOに託すのかを選択することができるようになり、地域づくりや社会変革のあり方に、自分の意志を反映させることができる
ようになるということなのです。
認定NPO法人に対する寄付は、寄付者のみなさんだけでなく、
私たち団体側にとっても税制上の優遇措置を受けることができて、
事業推進のための資金を集めやすくなるメリットのある制度です。
だけどそれ以上に
「税金の使い道を自分たちで決める」
という社会変革に参加できる制度でもあるのです。
これから社会人になるみなさん。
未来の社会づくりに向けて、あなたの意志と税金の一部を、CFFジャパンに託してみませんか??
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