CFFジャパン事務局スタッフのブログ

NPO法人CFFジャパン事務局スタッフのブログです。仕事のことに限らず色んなことを書いていく予定です。

これからも「子どもの家」とともに。ここが私のアナザースカイ~2020寄付プロジェクト~

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寄付プロジェクト進捗:

5月28日現在4,511,000円達成!!!

目標金額まであと2,089,000円!!! 

特設サイトはこちらから

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皆さんこんにちは!

【それいけ!】CFF「子どもの家」を守り隊!〜2020寄付プロジェクト〜

メンバーのあっこ(ハッピーキャンプ8,9回)です!

さて今回は、スペシャルゲスト!CFFジャパン元職員のたけしがブログを書いてくれました。それではどうぞ~!

 

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2012年5月13日、CFFフィリピン「子どもの家」で6年間を過ごしたひとりの女の子が息を引き取りました。

 

わずか11年という人生でした。

 

彼女は「子どもの家」に来る前はときに兄弟と一緒に路上で生活をして、ものごいをしたりして空腹を凌いでいました。

 

笑顔のかわいいわんぱくな女の子でした。

 

2008年の春頃に亜急性硬化性全脳炎という難病を発症しました。

 

麻疹のウィルスが脳に転移して発症し、脳の機能をウィルスが蝕んでいく病気です。

 

病気を発症してからは走れなくなり、歩けなくなり、立てなくなり、しゃべれなくなり…ゆっくりゆっくりと身体の機能が低下していきました。

 

医師からは余命長くても2年程度と言われていました。

 

けれども結果的に彼女は発症から4年以上、生きることができました。

 

CFFは病気が発覚してからなるべく最善の医療が受けられるように手を尽くしました。

 

彼女が自分の身の回りのことを自分でできなくなってからは介助スタッフをひとり雇いました。

 

またそれに加えてなるべく兄弟とも一緒に過ごせるようにもしました。

 

治療を受けられたこと、大好きな兄弟と「子どもの家」という温かな環境で過ごせたこと、それに加えて彼女自身の強さもあったかもしれません。

 

発症後も笑顔で過ごす日々が多く、4年間生きることができたんだと思っています。

 

もしも「子どもの家」がなかったらと思います。

 

そしてもし、もっと早く「子どもの家」に出会えていたらと思うことがあります。

 

亜急性硬化性全脳炎という病気は麻疹に感染しなければ基本的には防げる病気で、もし感染前に「子どもの家」に来ていて予防接種を受けていたら違う人生を歩めたかもしれません…

 

フィリピンにはいまもこのように厳しい家庭環境から命すら危ぶまれる状況に生きる子どもたちがいます。

 

「子どもの家」はそのすべてを救うことができるわけではないかもしれないけど、ひとりひとりの人生を確かに豊かにすることができると思っています。

 

そしてそれは子どもだけじゃなく、きっとこの文を読んでくれている多くの人がそうだと思います。

 

なにをして生きるのかではなくどう生きるのかを考えること

目に見えるものではなく目に見えないものに価値をおくこと

 

そんなことを私自身も教えてもらって、自分らしい人生を生きることができていると感じています。

 

これから先も「子どもの家」が続くよう、CFFが続いていくよう応援しています!みなさんも是非一緒に!

 

 

CFFジャパン元スタッフ 石井丈士

 

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(特設サイトはこちらから)

 

「楽しい人生」ってなんだろう?~2020寄付プロジェクト~

2020年夏プログラムの開催中止を受け、目標金額を500万円から660万円に変更しました。

→寄付金の活用方法についてはこちらから

現在の寄付総額は以下の通りです。皆さまのご協力ありがとうございます!!!

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寄付プロジェクト進捗:

5月26日現在4,456,000円達成!!!

目標金額まであと2,144,000円!!! 

特設サイトはこちらから

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みなさん!こんにちは!

CFF「子どもの家」を守り隊 で SNSチームTwitter班に所属しているあらけんです!

 

簡単ですが自己紹介!!

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CFF初参加の2014年夏 第31回マレーシアワークキャンプ



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2015年春のフィリピンハッピーキャンプ!



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2015年夏の第38回マレーシアワークキャンプではリーダーをしました!



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リーダーズ名は「High!Low!Yooooooooh!」です。愉快な8人組!今でも仲良し!

 

 

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2016年は大学1年休学してCFFと全く関係ない、 タイの山岳民族を支援している団体で7ヶ月間ボランティア。

 

 

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帰国して、2017年の5月からCFF事務局でインターンを半年くらいやってました。

 

 

また、2018年3月に大学を卒業して

7月から青年海外協力隊として西アフリカのベナン共和国に派遣されてました!

新型コロナウイルスの影響で現在一時帰国中)

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西アフリカのベナン共和国での活動の様子

 

ちなみに大学は日大国際です。

実はCFF日大国際の初代メンバー!

今も日大国際から参加している人がいると聞いてとても嬉しい!

 

すいません。

自己紹介が長くなりました。

 

ここからが本題!

このブログの題名に入ってる「楽しい人生」

「楽しさ」って人生において一番大切だとあらけんは思ってます。

 

「楽しさ」ってなんですかね?

人によって違うと思いますが、あらけんの頭の中の辞書では

①仲間とふざけ合うこと 

②ゲームをすることやYouTubeの視聴 

③ダラダラすること

④自分のやりたいことをやる。また、それに向かって努力すること

という感じです。

 

で、あらけんが一番大事だと思う「楽しさ」は

④自分のやりたいことをやる。また、それに向かって努力すること

だと思ってます。

 

自分の好きなことができる。やりたいことができる。それに向かって努力することができる。

それって素晴らしい人生だと思いませんか?

 

じゃあ、あらけんの好きなことは?やりたいことは?

それは「子どもたちに’’きっかけ’’を与える」こと。

 

なんで?って聞かれるとふわっとしか答えられないんですけど

とりあえず、子どもたちと遊ぶの好きなんですよね。

それに子ども達の笑顔って素敵じゃないですか。

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人生にはたくさんの選択肢が広がっています。

あらけんもまだまだ若いのでそれなりに広がっています。

が、子ども達の選択肢はそれ以上に広がっています。

 

しかし、それを閉ざしてしまう存在もあるのも事実。

貧困、飢餓、病気、戦争、いじめ、家庭環境などなど。

 

子ども達を取り巻く環境は様々。

生きることが辛くなることもあるかと思います。

 

その時に必要になってくるのが「きっかけ」です。

簡単な話

「あー死にたいな。でもコンビニのあのおにぎり食べたいから明日も生きてみるか」

みたいな。この人はおにぎりとの出会いがで明日を生きる「きっかけ」になりましたね。

 

ちょっと例え話が雑すぎましたが、

あの人みたいになりたい。あれを作ってみたい。あの技かっこいいな。

何か目標になるものや人がいることや、やりたいことがあるということは

人生が「楽しく」なると思っています。

 

誰かとの出会いが「きっかけ」で

生きる「きっかけ」を得られるとあらけんは思っています。

 

それではその「きっかけ」を子ども達に与えられるのは誰でしょうか?

 

CFFのボランティア

帰国してきた人たちの「与えられてばかりで、自分は何もできなかった」

という声をよく耳にします。

 

本当にそうでしょうか?

本当にそうかもしれませんね。笑

 

けど、子ども達の中には

「あのお姉さんみたいになりたい」「あのお兄さん優しかったな」

と感じた子もいたかもしれません。

何気ないひと時が。何気ない一言が。

その子の生きるきっかけに繋がってるかもしれません。

 

わかりませんけど。笑

 

こんな語ってるけどあらけん自身わかってません。

 

たくさんの人たちとの出会いが、

子ども達に生きる「きっかけ」を与える。

そして、「きっかけ」が見つかれば人生が楽しくなる。

 

本当にそうか??

わからないけど、

けど、信じてます。

 

だからCFFに何回も参加したり、タイのボランティアも小学校と幼稚園での活動、

帰国してから学童でバイト、子ども達との出会いをサポートしたくてCFF事務局のインターン青年海外協力隊でも教育隊員として小学校と幼稚園で活動し、現在は子どもの家を守り隊。

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あらけんの人生は子ども達との出会いと子どもたちの笑顔であふれていますね。

やりたいことができてるから楽しいです。

 

しかし、今この時も厳しい環境に置かれている子ども達はたくさんいます。

 

あらけんのやりたいことがいつ変わるかわかりませんが

もうしばらくは、子ども達と関わっていく人生のようです。

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最後に、

CFFはこの春予定されていたプログラムの内、3プログラムが中止となり

この夏も全てのプログラムが中止となってしまいました。

 

フィリピン、マレーシア、ミャンマー

各国のCFFの運営が厳しい状況ですがそれ以上にあらけんは

子ども達が皆さんと出会う機会が失われてしまったことがとても残念でなりません。

 

私たちがCFFのために、子ども達のためにできることはなんでしょうか?

寄付?

おっとこんなところにCFF寄付プロジェクト特設サイトが→こちら

 

寄付だけじゃないと思います。

SNSでCFFを多くの人に知ってもらうための情報発信、

リツイートやシェア、事務局への応援メッセージ、

先日はCFFが大好きな学生達の発案によってインスタのストーリーが

CFFで埋め尽くされたらしいじゃないですか。

 

できることはたくさんあると思います。

やりたいことはやってみましょう。

何か悩みがあったり、一人では難しいことなら誰かに相談しましょう。

 

 そして、悔いのない楽しい人生にしましょう。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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(特設サイトはこちらから)

 

インタビュー企画#1 寄付者第一号!! ~2020寄付プロジェクト~

お久しぶりな皆さまも、初めましてな皆さまもこんにちは!

【それいけ!】CFF「子どもの家」を守り隊!〜2020寄付プロジェクト〜

メンバーのあっこ(ハッピーキャンプ8,9回)です!

 

今回は寄付者インタビューということで、記念すべき1人目!! の寄付者の方に、メンバーから質問させていただくことになりました!

それでは、よろしくお願いします*

 

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◎まずは自己紹介をお願いします!

ペコです。本名、カルキ(旧姓若林)麻衣子

CFFの参加回は、フィリピンワークキャンプ47回とマレーシア0回 (※コソン)

 

大学3年生の春休みに47回に参加→4年生の夏にコソンに参加→一年間ドイツでボランティア→保育士として働く青年海外協力隊に参加→一般社団法人で働く→現在、保育士に戻り都内勤務

 

3月に息子を出産し、育児に奮闘中です。

毎日の成長が愛おしいです!

 

※コソン

マレー語で”0”の意味。第0回マレーシアスタディツアーに参加した14名のチーム名。

これからマレーシアでどんなことができるかを実際に考えることを中心としたスタディツアーでした。

 

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息子2ヶ月半の頃

 

◎5月5日にはじまったこの寄付プロジェクト、なんとペコさんが第一号!!でした!今のお気持ちをどうぞ!

正直びっくりしました!でも嬉しかったなぁ!

 

 

◎CFFとの関わりについてお伺いしてもいいですか?

国内活動では、今はないけどチームフィのメンバーでした!

簡単に言うと、CFFを広報するようなチームで国際協力イベントとかに参加してたよー

夜な夜なバナナ春巻きをみんなで大量に作ったのが懐かしい!しかもGさんが出る池袋の事務所で。笑 (大塚の前は池袋にCFF事務所がありました)

 

あとは、運営委員会でも活動しました!(今もあるのかな?)

国内のチームとリーダーズがミーティングに参加して近況報告をしたり、新しいことを取り組んだりしたよー!

 

渋谷のウィメンズプラザで何時間もミーティングしたのが懐かしいな〜

あの時のメンバーもみんな元気かなぁー

 

 

◎現在は何をしていらっしゃいますか?

今は産休・育児休暇中なので、お家で子育てと家事をしてます。来年の4月に職場復帰予定。仕事は、保育士です!

 

 

◎子どもの家での思い出を聞かせてください!

子どもの家での思い出はね…キャンプ中に40度の発熱を出したこと。

滅多に体調を崩さないから自分でもびっくりしたけど、解熱剤を打ってもらったらすぐに熱は下がりしばらくは安静にしてました!

 

みんなの、ワークする姿を見学したり、応援したりしてたなぁー。風邪から復帰後のワークは、すごく楽しかった!あんなに汗をかいて何かをやり遂げることがなかったから本当に貴重な体験をしたなぁって思いました。

 

キャンプ以外にも2、3回個人的に子どもの家に遊びに行き、普段の子どもたちの姿やスタッフの方々とフィリピンの現状などについてお話したのも思い出だねー

 

 

◎CFFを通して学んだことや得たものがあれば教えてください

一言で言うのは難しいけど、「自分の生きている環境の大切さ」を痛感したかなぁー!

産まれてくる場所って自分では選べないから、その環境によってその後の人生って変わるよね。

 

私は日本という国に生まれ、大学まで教育を受けて、今まで色々なことを自由にやってきた。でもフィリピンやマレーシアに行った時にそうでない人たちにたくさん会った。必死で毎日を生きているストリートチルドレンを見たり、不法移民の集落を訪問する中でその人たちの生活の大変さを知った。

 

育つ環境によって、良し悪しは分からないけど人生ってこんなにも違うんだなって思いました!

 

  

◎今回寄付に至ったきっかけについて教えてください!

大学生の頃からCFFに関わり、かれこれもう10年以上がたっている今でも、私にとってCFFは家族のような存在なので、微力ながら寄付しました!

 

 

◎子どもたちへのメッセージはありますか?

みんな、お元気ですか?

私のことを知っている子はいないと思うけど、ペコです。

 

CFFのキャンプが中止になって残念だったけど、また近いうちにみんなのところに日本人のお兄さんお姉さんが会いに行くので楽しみに待っててね!

勉強やこどもの家でのお手伝いなどなど、頑張ってね!

 

いつかまた遊びに行きたいな!

 

 

◎CFFまたは、寄付プロジェクトメンバーへのメッセージがあったらお願いします!

CFFのスタッフ&この企画を立ち上げたメンバーのみんな、お疲れ様!

素晴らしいプロジェクトだと思っています!

 

そして短期間でたくさんの寄付が集まっていること、みんなの努力の結果だね!

引き続き、子どもたちや現地のスタッフの笑顔のためにも頑張ってください!

応援してまーす!

 

 

◎ペコさん、ご協力いただきありがとうございました!

 

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(特設サイトはこちらから)

 

 

 

2020年夏の海外プログラムの中止決定とこれからのこと。ともに考えたいこと。

CFFジャパン副代表理事(現在は事務局長代行も兼務)の川崎修です。
 

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  ・1999年第4回フィリピンワークキャンプ参加
       ・2001年より地域のNPO活動に関わりはじめる
  ・2006年よりCFFジャパン理事に就任
  ・2012年〜2014年まで事務局長も兼任

 

今回の寄付プロジェクトでは、既にたくさんの方から想像を超える額のご支援をいただき、ありがとうございます。
また、今このときに、CFFに関心をお寄せくださっている方すべてに感謝します。
 
 
ご報告です。
 
CFFジャパンは、5月16日の理事会において、
2020年夏のワークキャンプスタディツアー等の海外プログラム、すべてを中止と決定しました。
 
海外プログラムは、CFFジャパンにとって、
・「子どもと青年の育ちあい」というミッションの具現化
・事業体としての収益の確保(現地の子ども支援の資金・青年育成事業の推進体制を確保するための資金)
の両面で根幹を成す事業であり、
事務局としても、厳しい状況の中でも最後まで実施の可能性を探りたい、状況が好転しないか粘りたい、と検討を重ねました。
しかし現状、
・相手国の入国制限や行動制限により物理的に実施が不可能
・参加者同士の感染、現地へ(とくに子どもや施設へ)の感染を防ぎきれない
などの状況があり、
また夏までに実施可能な状況に至らないことも明らかになってきました。
 
具体的には、次のような基準に沿って判断しました。
 
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新型コロナウイルス感染症に関する海外プログラム実施基準 2020/5/1>
 
【現地】※国ごとに判断
 1)現地CFFから受け入れ可能との判断がある
 2)現地行政による入国制限・行動制限がない
 3)日本政府の海外安全情報がレベル1以下である(レベル2は条件付き実施)
 4)日本政府によって日本帰国時に隔離を指示・要請される対象国となっていない
【日本】
 5)外出自粛の要請がなされていない
 6)イベント自粛の要請がなされていない
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緊急事態宣言の解除など一部に緩和の動きもありますが、現状では基準を1つも満たせておらず、満たせるようになる見込みも立っていません。
 
既に決まっていたプログラムリーダー予定者の人たちをはじめ、期待を寄せてくださっていた方も多いと思いますが、残念ながら中止となります。
 
 
CFFでは、今年の春シーズンがちょうど始まったくらいからコロナウイルスの影響が顕著になり、春のプログラムも内容の変更や途中帰国を強いられる事態となり、最終的には3プログラムが中止となりました。
かつては2011年の東日本大震災の発災時も2プログラムが中止となりました。
しかし1シーズンすべてのプログラムが中止となるのは今回が初めてのことです。
 
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まず当面のお金の問題について。
 
CFFジャパンでは例年、収入のうち海外プログラムが8割以上を占めています。
2019年度(2020年4月まで)が500万程度の赤字見込みであることに加えて、2020年度(2021年4月まで)はさらに大幅な赤字の可能性が高いです。
従来より、テロなどの不測の事態により海外プログラムができなくなることも考慮し、一般的にNPOで必要とされる水準以上に内部留保をして蓄えてきましたので(その想定を上回る事態とはなっていますが)、CFFジャパンについては、少なくとも2020年度(来年の春まで)は存続することができます。
ですが、CFFジャパンとの協働事業である海外プログラムからの収入が絶たれることによって、内部留保が少ない各国のCFF、とくに現地で施設を運営しているフィリピンとマレーシアではより差し迫って苦しい状態にあります。
そこでまずは、今回の寄付キャンペーンで現地の施設運営費・団体運営費への緊急の支援をお願いしたいと考えています。
 
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次にこれからのことについて。
 
現地の問題の次に、CFFジャパン自体の事業や存続について考えています。
 
みなさんも日々、コロナウイルスに関するニュースを目にし、さまざまな分析や予測を耳にしていることと思います。
緊急事態宣言が解除されても、政府の専門家会議により示された「新たらしい生活様式」として、フィジカルディスタンスの確保や「3つの密」の回避などが求められることには変わりありません。感染拡大の第2波・第3波が襲来する可能性も言われています。ワクチンの開発・普及や治療法の確立の目処はまだ立っていません。
2021年も、海外プログラムの通常通りの実施は困難だと考えるのが妥当でしょう。
 
外出や移動ができない社会、大学でのオンライン授業、働き方などのライフスタイルの変化。今、みなさんの生活にも大きな変化が起きていることと思います。
教育、福祉、経済、環境、芸術・スポーツ、防災、、、 既に社会は大きく変化しつつあります。さまざまな課題が現れてきています。
来年以降に向けて、「いつになったら元に戻るか」を待つのではなく、「今だからこそ」「これからだからこそ」の社会的課題やニーズ、可能性をとらえ、CFFならではの価値を発揮できる事業、CFFだからこその役割を果たせる活動を考えていきたいと思います。
そのためにCFFジャパンでは、当面まとまった事業収入は望めませんが雇用は維持し、多くの旅行会社のように一斉休業もしません。今このときも医療・福祉従事者の方や社会インフラを支える事業者や団体の方が厳しい状況の中で尽力をされていますが、CFFもその社会の一翼を担っていきたいと思います。
 
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いくつかアイデアをシェアします。
 
1つは「新しい生活様式」に対応する海外プログラムの検討。
これまで人との密接なかかわりが魅力でもあったCFFプログラム。同じ形では難しそうですが、やはりCFFの価値を最も体現できるプログラムとして、身体的な距離は保ち感染防止にはできる限り配慮しつつも実施できないものか。
 
2つ目は、オンラインでの可能性。
ゴールデンウィークに有志メンバーで企画された「CFF WEEK」。日本中どこに住んでいても、世界中どこにいても同じ時間や同じ体験の場を共有できることを示してくれました。
国境をまたぐ移動や交流が難しい現在、国際協力や国際交流の活動も止まっていますが、グローバルな協力や助け合いの必要性はむしろ高まっていると言えます。オンラインでもスタディツアーで得られるような体験や学びの機会はつくれないものか。
 
さらには、
・CFFの強みを生かして青年からの相談を広く受けたい。
・新事務局周辺の地域(世田谷)での活動をしたい。
・まずは窮屈な思いをしている地域の子どもとオンラインで交流するボランティアをやりたい。
・去年から検討しているミャンマーのスラム地域のコミュニティで衛生環境を改善する事業を進めたい。
 
イデアはほかにも出てくるでしょう。
 
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これを読んでくださっているみなさん。
 
若い人が多いでしょう。オンライン社会へは比較的適合しやすいのかもしれません。オンラインでも大学の授業を受け、友達とも交流することができます。でもそうした日常の中で、予期せぬ新たな出会いの機会、自分の周辺以外の社会への参加や学びの機会は減ってはいないでしょうか。
 
今だからこそ困っている人に思いをはせること。考えること。行動すること。
現地で出会った子どもたちや、つながりがなくなって生きていくのが困難な誰かのために、
身体的な距離は保ちつつも、社会的な距離をどう縮められるか。つながりをどのように生み出し、深めていけるのか。
 
CFFはこれまで全体としては毎年同じような事業や活動のサイクルを続けてこられました。
今はそれができませんが、このようなときだからこそ、社会のために何ができるか、ゼロベースで成長できる機会、チャレンジできる機会であると思います。
今だからこそ、一人ひとりが「受け手」ではなく「担い手」になりたい。他者(仲間)や地域のこと、社会や世界のことを自分のこととして、問題の当事者として動きたい。
 
ともに動きませんか。
 
 
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CFF「子どもの家」を守り隊 
~2020寄付プロジェクト!~

(特設サイトはこちらから)

 

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子どもたちが子どもらしくいられる時間を作るために〜2020寄付プロジェクト〜

みなさん、こんにちは!

第4回ミャンマースタディツアー プログラムリーダーの
ゆりえです。

 

2020年3月12日から3月18日まで、ミャンマー『私たちにしか出来ないこと』を考えスタディツアーを行っていました。

実は、コロナの影響により現地の保健省から要請があり、ツアー4日目から外出禁止となりホテルでの滞在を余儀なくされました。
しかし、その中で現地の方やスタッフさんのサポートによりホテル内での活動を続けることが出来ました。

そんな状況下で行われたスタディツアーの活動を、以下の項目にわけてご紹介できたらなと思います。

 

 

 

 

ミャンマースタディツアーの紹介

  • ダラ地区

初日は移動のみで終了してしまいましたが2日目には、ヤンゴンの都市部から川を渡りダラ地区に行きました。ダラ地区とは貧困地区であり、ヤンゴン市内とは景色ががらりと変わります。余談ですが、実はミャンマーのフェリーが2008年のハリケーンで破壊されてしまい、今は日本から寄付されたフェリーで運行されています。その為、日本人は無料にて乗ることが出来ました。

川を渡り、トライシクルにて生計を立てている人たちの家まで訪問し、ご家族にお話を伺いました。話を聞く前は貧困地区での生活はあまりポジティブなイメージがありませんでした。しかし貧困地区で生活していても、「家族のために医者になりたい、家族といる時間が幸せを感じる」という意見が多く、家族の繋がりがとても強くありました。私は日本で不自由なく、家族との関係には特に意識もせず生活を送っていますが、それが当たり前にあるものではなく、本当はかけがえのないものだと感じました。

 

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【船からダラ地区をみた光景】

 

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【トライシクルでダラ地区を散策】

 

  • Sharing love

3日目にはCFFミャンマープログラムが協同で活動を行っているSharing loveというところに訪問しました。ツアーで唯一子ども達と関われる時間でした。

 

※Sharing loveとは…
CFFがミャンマーで活動するにあたり協同しているユアマ教会(YBC)の活動の1つで、貧困地区に生活する子どもたちへ、教育や職業トレーニング、食事などを提供している場所。

 

始めに、Sharing loveの設立者の方から成り立ちやストリートチルドレンに対する支援活動についての話を聞きました。
その後には、言葉がわからないながらも子どもたちとのコミュニケーションをとる為、子どもたちと一緒になって絵具を使い「幸せ」を描くというアクティビティをしました。
私たちはそれぞれ、表情や身振り手振り、声色で、子どもたちの感情や思いを読み取り、自らの思いを伝えました。

ふと気がついたら、いつの間にか子どもたちと想いが通じていると感じるようになりました。
住んでいる場所も文化も全く異なる私たちですが、心から相手を想い、行動をする体験を通して心と心で通じ合うことができたのではないでしょうか。

共に楽しみ、目の前の相手の為にと想えた体験は私たちの中で貴重な経験となりました。

 

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【子ども達とのアクティビティ風景】

 

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【子どもたちが幸せのイメージを想い描いた絵】

 

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【子どもたちと撮った写真】

 

  • ホテル内での活動

3日目以降は外出禁止となったため、ホテル内での活動となりました。内容は主に2つです。

 

1つ目は、講演です。

訪問地であった仏教寺院に行くことが出来なくなったため、尼さんを招いて講演を行いました。

急遽での企画でしたが、現地スタッフのお友達の尼さんが快く引き受けてくださり、ホテルの会議室を使いミャンマーのこと、仏教の話や尼さんについてお話をして頂きました。

また、訪問予定地であった児童養護施設で働いているCFF過去参加者の方が、ビデオ通話で講演をしてくれました。施設のことだけでなく、講演者がなぜミャンマーで働くことを決めたのかなどお話を聞きました。
なぜそこまでしてくれるのか聞くと、『自分は幸せになるために生まれてきてきた。その自分の幸せは、人の幸せを作るためである。』と答えてくれました。様々な方がホテルでの活動になってしまった私たちのために何かできないかと考えてくれていました。

 

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【尼さんの講演】

 

2つ目は、Sharing loveの子どもたちへのものづくりです。

ホテルの活動では、メンバー15人の想いをカタチに残したいとSharing loveに通う子ども達に向けて絵を作成しました。

言葉で伝えるのではなく、楽しめるものを提供したいという想いから絵で表現しました。中央部分にあるハートは扉になっています。
扉の中に写真を貼ることにより、開くことによっていつでも私たちを思い出してもらえるようになっています。
周囲にある手形は私たちメンバー15人と現地でサポートしてくれたスタッフさんたちのものです。完成したら現地スタッフさんに届けて頂きました。

 

 

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【みんなで作ったSharing loveの子ども達に向けた絵】

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【作成中の様子】

 

②CFFミャンマーの現状・今わたしたちに出来ること

ミャンマーでもコロナウイルスの感染者が発見され事態は緊迫してきています。14日のニュースでは5月末まで外出自粛や集会の禁止、国際旅客機の発着禁止措置が続くと報道されていました。そのため、CFFが活動を共同しているSharing Loveの活動も中止しています。今まで送っていた普通の生活が送れない状態になっています。少しでも早く、新型コロナウイルスが終息し、子どもたちが笑顔で過ごせる生活に戻ること、『子どもたちが子どもらしくいられる時間』が続くよう願います。

 

  • 今わたしたちに出来ること

 新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大している今、CFFにも厳しい状態に迫っています。
実際に2020春シーズンリーダーズ“こすものーと”として活動をしていた、3月後半に控えていた3つのプログラムが中止になってしまいました。

CFFの存続が難しくなれば、現地で出会った「Sharing Love」の子どもたちや、CFFに関わるミャンマーの方々の生活を守ることが出来なくなってしまいます。

思うように外に出ることが出来ないのは、日本もフィリピンもマレーシアもミャンマーも一緒です。

第4回ミャンマースタディツアーのメンバーでも、子どもたちのために私たちが出来ることを話し合いました。外出が出来ないため、物資を送っても子どもたちに直接渡すことが出来ない現実を知りました。

日本にいる私たちにできること、今だから必要なものは、CFF「子どもの家」を守り隊~2020寄付プロジェクト!~なのかもしれません。

子どもたちの未来を守ることが今必要とされています。
私がミャンマースタディツアーで学んだことは、誰かを想い誰かのために生きることの強さです。

遠く離れていてもいつも私たちは子どもたちを想い、現地を想い、共に生きています。この状況はマイナスに捉えるのではなく、一緒に乗り越えていきたいと考えています。

 

寄付プロジェクトをきっかけに「子どもの家」の子どもたち、CFFに関わる子どもたちを想い

一緒にワクワクしながら乗り越えられると信じています。

 

 

CFF「子どもの家」を守り隊 
~2020寄付プロジェクト!~

(特設サイトはこちらから)

 

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ミャンマーコールでみんなの心を1つに】

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

NPO法人CFF海外ボランティアプログラム

第4回ミャンマースタディツアー リーダーゆりえ

初めてNPOに寄付をする方へ伝えたい3つのこと~2020寄付プロジェクト~

 こんにちは、CFF「子どもの家」を守り隊  の「あみ」です。

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・2011春マレーシアスタディツアープログラムリーダー 、CFFマンスリーサポーター 他
・准認定ファンドレイザー。クラウドファンディングのサイトで資金調達のサポート
・学生時代、CFFでの寄付集めを契機に寄付文化に貢献する夢を抱く

 

皆さんはNPOに寄付をしたことがありますか?
したことがない方は、もしかするとこんな悩みをもっていませんか?

f:id:cff_japan:20200510130157j:plain・寄付金がどう使われるのか不安
・寄付するのって面倒臭そう
・寄付のお願いをされて「お金のための友達なの?」と悲しくなった

 
この記事ではそんな悩みを解消します。読み終わる頃には少し「寄付」をする勇気が湧いているかもしれません。

 <今回のテーマ>

1. 寄付は "安心"  〜税金や銀行預金よりも…?

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「寄付したお金がどう使われるのか不安」と思う方。
せっかく仕事で得た収入を他人に使われるのが不安なのは当然ですね。
でも実は、使い道がわからないお金って身の回りにたくさんありませんか

まず、税金です。日本では、歴史的・制度的背景などから納税者意識の低さが指摘されます。
皆さんの中にも「税金が無駄遣いされている」という気はしつつ、自分の毎月の納税額や、国や自治体の使い道を把握されている方は少ないのではないでしょうか。

次に、銀行に預金しているお金
もしその銀行の投融資先に、兵器製造企業、強制労働や環境汚染に関与する企業などが含まれていたら…。知らないところであなたの不本意な使われ方をしているかもしれません。

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一方、寄付です。
コンビニにある募金箱や、学校で見た赤い羽根募金などを想像された方は「結局あのお金はどこにいったのだろう」と思うかもしれません。

その点、自分で信頼できるNPOを選んで寄付すると、お金がどう使われたのかをきちんと知ることができます
CFFでは、HPでの各種情報公開のほか、寄付者に向けてレポートを発行しています。
また、年に一度寄付者向けに事業報告会が開催されます。
報告してくれるのは、寄付者を想いながら資金を誠実に使ってくれたスタッフの皆さん。顔が見え、直接お話を聴ける環境があります。これが本当にありがたく、安心して寄付をできるのです。

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CFFジャパン年次レポート。子どもたちのお手紙付


2. 寄付は"簡単" 〜ほぼネットショッピング!?

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「寄付するのって面倒臭そう」という方。初めてなら尚更ですね。
でも実はとても簡単です。特に東日本大震災以降、皆さんが使い慣れたクレジットカードなどでのオンライン寄付が大きく普及しました。

今回のCFF寄付キャンペーンでも私はクレジットカード決済を利用し、約2分で手続きを完了しました。

やり方はネットショッピングとほぼ同じ。寄付金プランを選び、カード情報と氏名・住所・電話番号・メールアドレスを入力するだけです(広告表示などないので、ネットショッピングよりシンプルかもしれません)。

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2020寄付プロジェクトのクレジットカード決済画面

※CFFでは銀行振込や郵便振替でのご寄付も受け付けています。

また、CFFは認定NPO法人なので、税制上の寄付金控除を受けることができます(控除額の目安や条件はこちらをチェック )。

控除を受けるためには確定申告が必要です。少し億劫ですね。
しかし、最近では電子システムも進化し、たとえばスマートフォンのみでも簡単に手続きできるようになりました(一定の条件が必要です)。
また、CFFでは寄付金の領収書送付の際に確定申告の案内もしてくれるので、とても助かっています。

寄付金控除を利用することは、通常は自分で決められない税金の使い道を決めることにつながります。ぜひ活用したいものです。


3. 寄付は"楽しい" 〜まるで映画に誘うように

f:id:cff_japan:20200516163054j:plain「寄付のお願いをされると気まずい」と抵抗を覚える方もいるかもしれません。
寄付を募る側にも「ひとにお金を乞うなんて」と躊躇う方がいらっしゃいます。
でも、寄付集めは「乞う」行為ではなく「プロジェクトへの参加を求める」行為です。

想像してみてください。友人を映画に誘うとき、あなたは何を考えますか。
「彼ならきっと興味をもってくれる」「彼女の感想を聴いてみたい」そう思っていませんか。
鑑賞後、映画の面白さに加え、友人とそれを共有した体験も残ります。そのとき、払ったチケット代金を後悔しているでしょうか。

根源的には、寄付のお願いも映画鑑賞に誘うのと同じであるような気がします。

寄付をお願いするひとは、あなたに自己犠牲を払ってほしいわけではありません。
プロジェクトに一緒に参加してほしいから、お願いをしています

寄付をしたあとは、あなたの中にもきっと「社会課題の勉強をできた」「団体の成果を見て、自分も達成感を得られた」といった成功体験が残ります。
そしてこの体験は、団体スタッフ・受益者・同じ寄付者など、たくさんの方と共有することになります

だから私は、10年以上も前にした寄付の内容や金額を覚えています。その体験を共有した方々とは現在もつながっています。
2,000円かけて大好きな映画を見にいった体験と同じくらいか、もしくはそれ以上に、楽しかった大切な思い出です。

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寄付キャンペーンの記念品はいまも宝物

最後に

さて、ここまで読んで「寄付してみてもいいかも」と思い始めた方は、いまチャレンジしませんか。
私の大切なCFF「子どもの家」を守るプロジェクトに、あなたにも参加してほしいです。

【それいけ!!】
CFF「子どもの家」を守り隊 
~2020寄付プロジェクト!~

(特設サイトはこちらから)

寄付とは「参加の手段」です。
いま、多くの方が苦しい状況を懸命に耐えていらっしゃいます。
皆さんの中にある「自分もなにかしたい」「社会とつながりたい」という気持ちを動かして、参加してみませんか。

お金を出してひとを救う行為は、シンプルなようで難しいです。

私が思い出すのは、マレーシアで出会った物乞いの女性です。
当時私は見て見ぬふりしかできませんでした。
危機管理上「物乞いにはお金を渡してはいけない」といわれることもあります。
でも、お金を差し出せなかった一番の理由は、ただ私に勇気がなかったことでした。虚ろな目をした彼女と目を合わせること、そして世の中の闇の部分を見つめること。これが怖くて身体が動きませんでした。

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当時自分が小さなお金を渡していたとしても、その女性の生活を根本的には変えられなかったでしょう。でも、「彼女の明日を想う姿勢すら示せなかった」という事実が、約10年経ったいまも私の心にひっかかっています。

 いまも変わらず無力な自分ですが、「寄付」という手段で大切なひとの明日に参加するチャンスがあることに感謝しています。

あなたのそのお金も、だれかの明日のために委ねてみませんか。

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Special Thanks☆ Misato Matsuyoshi

  み さ と (@pecopeco_mst) | Twitter

 もく、|note

 想いの伝わってくる素敵なイラストをありがとう!
  

 

【200万円突破!】未来は変えることができる〜2020寄付プロジェクト〜

 

どうも!2020寄付プロジェクトブログチームです。

本日のブログはプロジェクトメンバーのキムからのメッセージと、

寄付金額のお知らせの二本立てで参ります!それではレッツゴー!!

 

 

 

未来は変えることができる

 

こんにちは。

 

【それいけ!】CFF「子どもの家」を守り隊!〜2020寄付プロジェクト〜

メンバーの場先万里子(キム)です。

 

先日、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が延長されましたね。

「今、出かけられない」ことにフォーカスするのではなく、

「日常を一日でも早く取り戻すために今家にいよう」という長期目線で今を過ごせるといいですね。

 

さて、実は私、CFFのブログを書くのは初めてだと思われます。

 

私がCFFに参加したのは2007年の第51回フィリピンワークキャンプが最初。

その後2008年第4回マレーシアワークキャンプ

2014年第0回ミャンマースタディツアーに参加し、

その後も、主人がCFFの「らぶれたー」などのデザインを担当させていただくなど、

CFFとはお付き合いを続けてきました。

 

そして今回、

【それいけ!】CFF「子どもの家」を守り隊〜2020寄付プロジェクト〜

プロジェクトメンバーに加わらせていただきましたー!ぱちぱちぱち。

 

このような活動に参加するのは

約9年ぶりになります!

 

今回私がプロジェクトメンバーに加わらせていただいたのは、

事務局の田代美智華さんから

フィリピン、ミャンマー、マレーシアの現地施設の現状を聞き、

 

私もなにかしたい!

 

という想いが溢れたから。

 

私は今、整理収納アドバイザーというお片付けサポートのお仕事をしています。

「暮らし」というものを取り扱うプロとして

「家」というものが人に与える影響がどれほど大きいか、

たくさんの現場で感じてきました。

 

「家」とは「家族の安心安全健康を守る」ためにあるもの。

 

それは「子どもの家」も同じ。

 

「子どもの家」に住む子どもたちのバックグラウンドを詳しく知ることはありませんが、

いろいろな経験をしてきた子どもたちが

やっとたどり着いた安心安全健康を守れる場所である「子どもの家」

今回の新型コロナウィルスの影響で存続の危機に直面していること。

 

13年前に初めてCFFに参加して、

あのときにした経験、出会った仲間は今も私の宝物です。

大切な経験をさせてもらったあの場所に

恩返しするためにも

このプロジェクトの一員にさせてもらったのでした。

 

 

私自身も今、もうすぐ4歳になる女の子のママです。

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↑これは2歳の頃♪

 

子どもにとって「家」や「家族」がどれだけ大きな存在かを

毎日娘から教えてもらっています。

「子どもの家」の子どもたちは

血の繋がりはなくても、

たくさんの愛情を注がれて「子どもの家」で成長しています。

 

子どもたちにとって大切な「子ども時代」を過ごすあの場所を

私達の力で守ることができます。

 

お一人お一人の力が

明るい未来を作ると信じています。

 

こちらの寄付プロジェクト特設サイトから

詳細をご確認ください。

cffjapancaring.wixsite.com

 

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【寄付金額のお知らせ】

 5月5日のプロジェクト開始から早くも一週間がたちました。

 

現在、150名以上の方からご協力いただき、

寄付金額は 2,084,000円となりました!!

 

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皆さまのご協力、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルスの影響でみなさまの「日常」や「あたりまえ」が失われている中、多くの方が「子どもの家」の子どもたち、そしてCFFに想いを寄せて御協力くださったこと、心から嬉しく思います。

 

まさか一週間でこんなにも沢山の方からご寄付頂けるとは、プロジェクトメンバーとしても正直驚いております。改めてCFFという団体は本当にたくさんの人から支えられていることを実感し、心が温かくなりました。

それと同時に、益々このプロジェクトを達成させるため、一層励んでいかなければと気が引き締まりました。

プロジェクトのメンバーたちは皆、CFFと「子どもの家」を守りたい!その一心で今も尚走り続けています。有難いことに、寄付だけでなく多くの方から現地の子どもたちやプロジェクトメンバーに対する温かい言葉やご声援が寄せられています。中には、「自分にも何かできることはないか」と声を上げて協力して下さる方もいらっしゃいます。

そんな方々のお気持ちが本当に嬉しく、私たちと同じようにCFFと「子どもの家」を想って下さる方がいることを強く感じました。この想いを止めることなく、より多くの方に広めていくため、引き続き皆さまのご支援、ご協力よろしくお願いいたします。

 

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【それいけ!】CFF「子どもの家」を守り隊

2020寄付プロジェクト特設サイトはこちらから

 

「子どもの家」の子どもたち、そして皆さまにとっての「日常」ができる限り早く取り戻されますように、お祈りいたします。