CFFジャパン事務局スタッフのブログ

NPO法人CFFジャパン事務局スタッフのブログです。仕事のことに限らず色んなことを書いていく予定です。

CFFジャパンに新入職員が加わりました。

こんにちは、はじめまして、お久しぶりです。
猪原聖(いのはらひじり)です。

2月16日よりCFFジャパンへ入職したことをご報告いたします。

 

 

2019年に初めて第115回フィリピンワークキャンプに参加し、その後リーダーや学生スタッフをさせていただきました。
大学卒業後は、島根県の離島にて地方創生・人材育成などに携わっていました。

 

コロナ禍真っ只中であった学生当時、どうにかCFFの活動を繋げようと必死に頭を使い、手を動かしていたことを昨日のことのように感じます。

暗闇でこそ光は輝くことを信じて、子どもたちのため、まだ見ぬ未来の青年たちのために動き続けた日々は、間違いなく今のわたしの礎となっています。

いつか必ずCFFへ戻ってきたいと思ったのも、この頃でした。

 

“いつか必ず”が思っていた以上に早いタイミングでやってきて、自分自身が1番驚き、なんだか不思議な気持ちでいます。

だけど、どんな時も自分が思い描いていたものと異なるものがやってきたときこそ、大きなものを与えられることを、子どもたち・仲間たちから教わりました。

 

CFFの日常が戻ってきた今だからこそ、
いつどんな時であっても変わらずに、CFFが創造できる価値を問い続け、求め続けていきたいと思います。

 

子どもたち、青年たち、CFFに関わるすべてのひとと一緒に歩んでいけることを喜びに感じながら、一歩ずつ丁寧な歩みを進めていきたいです。

どうぞよろしくお願いいたします!



これまでの全ての出逢いに感謝して。

猪原聖(ひじり)

待望のキャンプ再開!

23春リーダーズ”はれのちコロッケ”がスタート。

23春はいよいよフィリピン・マレーシアでワークキャンプを再開!!

Restartキャンプから4人のプログラムリーダーが揃う。
リーダーズ全員が同じキャンプ出身というのは初めてかもしれない。

待望の海外プログラム本格再開!をここに記すまでに、ロックダウンで緊急帰国したときから3年が経とうとしている。

今回の一般公募再開までを振り返れば、長い長いマラソンを走っていたような気もするし、短距離走を全力疾走した気もする。

約3年ぶりのリーダーズキックオフミーティングは期せずして”CFFじむきょく”で開催することができた。

非日常が日常となった”CFFじむきょく”は、オンラインミーティングが当たり前、活動メンバーで賑わっていた”かつての事務局”も久しく、今回も当然のようにオンラインを想定していた。
しかもリーダーたちは仙台、福井、名古屋、横浜の4人。

が、気がついたら事務局に全員が揃っていた。車座になって事務局でシェアができたのは何年ぶりだろう?世田谷の小さな一室に、キャンプのための議題が並ぶ。

「なぜリーダーをやるのか」の対話が始まった。

同じ空間にいるからだろうか、見えない温度や聞こえない言葉がここにある。

今ここ、を飛び越えて、まさにこの円の真ん中から平和がつくられていく、ずっとずっと先の未来、子どもたちやよりよい社会の未来を確実に捉えている映像が降って見えた、気がした。

ふと、2020年、2021年がばーっと頭の中を駆け巡って、海外に行けない時期をいっしょに築いてきた活動メンバーたちの顔が一気に浮かんできた。そんなことに気がついたら涙が止まらなかった。

なんの脈絡もなく、ただおじさんがいきなり泣いている図。はて、新リーダーたちには謎の時間だったかも、と申し訳なく思うけど、リーダーたちのシェアにいろんなことが救われ、報われた瞬間だった。

CFFの運動体の最前線にいるのは、間違いなく彼らだろう。

リーダー期間中には、初めて挑戦すること、苦手なこと、答えが出せないこと、たくさんあるかもしれない。
出会いや関わりの中で、うまくいかないこと、思い通りにならないこともきっとあるはず。

そんなときは、起きた事実の裏側にある、今ここ、このタイミングで、与えられた”意味”をぜひそこから見出していってほしい。
自分の力だけで解決しようとせずに、誰かに頼ったり、”ともに”築いていくことの中にヒントがあるかもしれない。

何より、新リーダーズの4人のことを知っているメンバーはもちろん、4人を知らない/4人が知らないたくさんのCFFな応援団も心からみんなにエールを送っていることをこの場を借りて大声で伝えておきたい。

勇気を出して一歩踏み出してくれた新リーダーズ4人に感謝を込めて。

いいシーズンにしよう。

 

(募集!!12月17日(土)20時〜、12月18日(日)13時〜のキャンプ説明会(オンライン開催)のスタッフを絶賛募集しております。「久々にお手伝いしてもいいよ〜」って方は事務局インスタへDMかけんじまで連絡くださいな。)


CFFジャパン事務局 内海研治

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おまけ:新リーダーズより。

【23春リーダーズ名決定!!】

23春に向けて新リーダーズが動きだしてます。そしてついに先日リーダーズ名が決定したので発表します!

その名は、、『はれのちコロッケ🏠』です!!

意味は3つあります!!
①ハレ(非日常)とケ(日常)・・ハレ=CFFワークキャンプの時間、ケ=日常生活の時間。そんな2つの時間が、キャンプ後に別々として捉えるのではなく混ざり合ってほしい!

②コロ(転)・・重たい物を動かすとき、下に敷いて移動しやすくする丸い棒のように、リーダーズがみんなのことを下から向かいたい場所までサポートする🪵

③ ケ(家)🏠・・家族👨‍👩‍👧‍👦 絵文字までがリーダーズ名です!!実はリーダーズ4人全員【家族】がテーマのリスタートキャンプに参加してたり。そんな家族のようなリーダーズ・キャンプにしたい⛺️


そんな意味も想いも具材も詰まった『はれのちコロッケ🏠』をよろしくお願いします☀️  

あゆ・たいき・のば・ゆうき

#はれコロ

田代退職のご挨拶

退職のご挨拶

 

みなさまこんにちは。事務局の田代です。この度CFFを退職することになりましたのでご挨拶いたします。

 

退職の挨拶をブログに書かせていただくのはどうなのだろう…といった思いもあったのですが、これまで関わってくださった一人でも多くの皆さまに感謝の思いを伝えたく、わがままとわかっていながらブログを書かせていただきました。

 

職員として8年間、学生時代初めてキャンプに参加してからは12年間、CFFとの関わりが途切れることはありませんでした。

(改めて振り返った時、干支が一周まわってる!と自分でも驚きました)

 

多くの学生メンバーがそうであったように、私も学生時代はCFF漬けでした。その4年間の中の多くの経験が、そのあと職員としてCFFにライフワークとして従事することができた大切な期間であったとも思います。

 

 

職員になってからの8年間は、私にとって困難と向き合い、乗り越え、また困難に打ち当たり…の連続でした。

特に2017年、信頼していた現地スタッフの急逝と現地プログラム中のトラブルは、向き合うこと、また乗り越えるのに非常に時間のかかるものでした。

 

そのような中であっても職員として活動を続けてこられたのは、

 

真摯に自分自身や他者、現地と向き合う活動メンバーの姿があったからです。

支える立場である私自身が、いつもたくさんのエネルギーをもらっていました。

 

また陰ながら支えくださる寄付者、サポーターの皆さまの存在もとても大きかったです。

現地に行ってから時間が経っても、またプログラムに参加していなくても

CFFを思ってくださるそのお気持ちに、本当にいつも励まされていました。

 

そして何より、職員になることを決意させてくれて、今も原動力となっている現地の子どもたちの存在があったからこそ、困難にも向き合い続けることができました。

 

 

職員としての8年間で一番得られたものは何かと考えると、

活動メンバー、支援者の皆さま、現地の人々との出会いと想いでした。

 

本当にありがとうございました。

 

CFFの職員ではなくなりますが、より良い未来を築く一員としてこれからも皆さまと共に歩みを進めていけたらと願っております。

 

 

2020年から、CFFだけでなく社会・世界が大きく揺らぎ、また今も影響を受け続けています。

そのような中、これから歩む人生の中では社会を見る力・社会の流れを読み解く力を身につけながら、より社会に貢献できる人材となるように尽力していきます。

 

 

まだまだ社会が揺れ動く中にそれぞれが身を置くこととなると思いますが、

皆さまにおかれましてもどうか健康が守られてかけがえのない日々を過ごせていること願っております。

 

感謝を込めて

 

2022年8月23日

田代美智華(みちか)

CFFジャパンに新入職員が加わりました!

多くのみなさん、はじめまして!

そして長い間CFFに関わってくださっている方々は、おひさしぶりです!

木村実咲(きむらみさ)です。CFFでは「みさ」と呼ばれています。

第61回フィリピンワークキャンプに参加し、リーダーやCFFフィリピンでのインターンを経て、2014年までCFFマレーシアで現地駐在員をしていました。

その後数年、マレーシアにいる無国籍の子どもたちのために現地で活動したり、いくつかの教育・福祉の現場にもいたのですが、またCFFで働く機会を与えていただきました。

そのことに心から感謝すると共に、導かれてたどり着いたような、人生の点と点がどんどんと繋がって線になってきているような、なんだか不思議な思いもしています。

CFFの現地インターン中、”平和で愛にあふれる世界を子どもたち、青年たちと一緒に築いて行きたい。そのために自分のいのちを用いたい。”という強い思いが与えられました。

そこから何年も経って、今またこうしてCFFでの働きに加えていただけたのは、これまで多くの方々が支え、励ましてくださり、また様々な国で出会ったたくさんの子どもたちが、その時に適って私に必要な言葉や気付きを与えてくれたからにほかなりません。

どんなところにいる子どもたち、青年たちにも、希望と愛の手が差し伸べられる世界を築けるよう、みなさんと共に歩みを進めて行けることに感謝します。

これからどうぞよろしくお願い致します!

 

ミッションの担い手として仕えることのできる喜びと感謝と共に。

木村実咲

 

 

 

剣を鋤に

じむきょくの庭。春がうれしい。


新緑に光が当たって風にゆらゆらしてると
白Tシャツに着替えたくなる現象はなぜだろう。
スアルの山から見える海が目蓋の裏に映る。

CFFで働き始めて4年。
うち2年はキャンプをしたけれど、うち2年はキャンプをしていない。

キャンプがないCFFとは何かを問い続けた後半2年間だったが、何のためにCFFがあるのかを再定義する大切なタイミングだったのかもしれない。
どこにいても、自分が生きている現場から、決意を持って参画する自分でありたい。

世界はますます混沌になっている。
大義名分で暴力は「正義」になり、
誰かを守るための「正義」で暴力による対抗をするしかない。

人が亡くなれば復讐心が生まれ、
剣が剣を巻き起こしていく。
さらに、裏側にある経済活動の企みは見えにくい。

結局は剣を放棄するしかない。
「でもそんなことしてたら、自分がやられてしまう、平和憲法なんて無意味だ、いつでも剣を抜けるように準備していよう」という声も大きくなる。

歴史を振り返れば、剣を剣で返した結果どうなって来たかは明らかだろう。
私たちは再びそこに戻るのだろうか。

剣を取るものはその剣に滅ぶ。
剣を打ち直して鋤とし槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げずもはや戦うことを学ばない。

剣を元のところにおさめるだけでなく、
ともに食卓を囲むために、剣を農具に変える力が私たちにはある、はずだ。


CFFジャパン事務局 内海研治

HOMEはここにある。

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(ととのい旅シリーズ。聖地のTHE SAUNAにて。)

3月の事務局がにぎやかになっている。

この春大学を卒業し、社会人になる前にとわざわざ会いに来てくれる活動メンバーたちが増えてきた。
フィリピン/マレーシア/ミャンマー渡航経験がある現役学生はもう数えるほどになり、リーダーを担ってくれたメンバーたちもそのほとんどが卒業する。

CFFなのに学生がいない。
キャンプを2年開催できていないということはそういうことだ。みんなを送り出すことの寂しさと嬉しさとこれまでの感謝が入り混じる。

 
久しぶりにメンバーが事務局で揃えば、「懐かしいあの時」「実はあの時ぶっちゃけ」「あれから今日までこんなことが」など話は尽きない。
 
その中でも気になったのはやはりどうにもならない理由によって、彼らが諦めてきたたくさんの「願い」だった。
たのしみにしていたこと、待ち望んでわくわくしていたこと、たくさんの時間をかけて準備してきたこと。そのひとつひとつがじわじわと消えていく喪失感はどれほどだっただろうか。
キャンプもそのひとつかもしれない。
 
また、一緒に来てくれていたCFF出身の社会人もそれぞれが経験した/している苦しみや不安を話してくれた。
 
多くの大人たちが経験したように
「社会はそんなに甘くない」
「思い通りにならないことも学びだ」
たしかにそうかもしれない。
 
でも悔しい思い、期限までに成し遂げたかったこと、どうなるかわからない未来、このままでいいのかという不安はきっと青年たちだけでなく、私たちの多くが抱えていることだと思う。
 
 
VUCAの時代と言うらしい。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
 
想定外のことが次々に起こり、今までの常識が非常識に変わる。1年後、どうなっているかもわからない。
 
「CFF」を経験し、卒業したみんなは、社会の何に違和感を覚え、社会の何に喜びを感じるのだろうか。

The serenity prayerに
変えることのできないものを受け入れる平静な心を、変えることができるものは変える勇気を、そしてそれらを見分ける知恵を与えてください。
とある。
 
VUCAの時代でも「変わらないもの」とは何だろうか。
 
言葉にできなくても、「何か」がそこにあることは事実であり、その奥にはあなたに語りかけている「真実」がきっとある。
 
その悔しさ、葛藤、不安を「仕方がないから」でどこかに片付けてしまうのではなく、むしろ大いに誇り、大胆に一緒に待っていよう。明らかにしよう。

CFFで見つけた「本当にたいせつなもの」は誰からもみんなの中から取り去られることはない。
 
良くも悪くも社会に響く大きな声があっても、自分の奥底にある「本当はこうしたい」という小さな叫びは自信を持って聞き続けてほしい。
 
光は闇の中に輝いている。
闇が過ぎ去って光が来るのではなく、闇と光は同じところにあり、闇は光に勝つことはない。
 
迷っても、わからなくても、「本当にたいせつなもの」がみんなの背中を押してくれますように。
 
卒業生の門出を応援しつつ、激動のCFFを支えてくれたみんなへたくさんの感謝を込めて。
 
卒業おめでとう。
 
CFFジャパン事務局 内海研治(けんじ)
 

<復旧しました> CFFジャパン公式ウェブサイト復旧完了のお知らせ

昨日ご連絡いたしましたCFFジャパン公式ウェブサイトに関してですが、
本日11月30日時点で復旧が完了いたしました。
 
皆様にはご不便ご迷惑おかけし、大変申し訳ありませんでした。
 
引き続きCFFジャパン事務局をどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
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事務局のなっしーです。
 
11月29日現在、CFFジャパンの公式ウェブサイトが閲覧できなくなっております。
心配の声ももらっていますが、
事務局は通常通り月〜金曜日の10時〜18時で開所しています。
 
これまで同様在宅の場合もありますので、
ご連絡はなるべくメールでいただければと思います。
 
メール:info@cffjapan.org
 
ご迷惑おかけしますが、
現在復旧作業中ですので今しばらくお待ち下さい。