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CFFジャパン事務局スタッフのブログ

NPO法人CFFジャパン事務局スタッフのブログです。仕事のことに限らず色んなことを書いていく予定です。

CFFサポーター“スタートダッシュ”キャンペーン 第4弾 CFFで働いて気づいたこと

マガンダンウマーガー!事務局の田代です。
この夏は4年ぶり3度目のフィリピンへ来ています。
(ちなみに一番最初のあいさつは、フィリピンのタガログ語で「おはよう」です)

 

いよいよ2016年夏シーズンも始まり、今は第101回フィリピンワークキャンプの真っ最中!
雨の日も多く、丸一日ワークが出来る日がなかなかありませんでしたが、今日は朝から晴天☆
みんな疲れも見えますが、声を掛け合いながら踏ん張っています。
どんなキャンプだったかは、帰国後のリーダーからの報告を楽しみにしていてくださいね^^

 

さて、そんなキャンプまっただ中ではありますが
今回はCFFサポーター制度「CFFサポーター“スタートダッシュ”キャンペーン第4弾!」というくくりでの投稿です。
当初は「CFFで働く想い」を投稿するとの話だったのですが…
何を投稿すればいいんだ!と思ったのが正直なところです(笑

 

ですので、想いというよりも、最近考えている?CFFに働いてから気づいたことや感じていることをつらつらと書きたいと思います。

 (キャンプ前に投稿しようと思って書いた記事なのですがネットが安定せずなかなかあアップできませんでした…主に日本で仕事をしていて感じることが中心です。暖めていた文章をお送りします☆)

 

******

 

今年に入り、CFFで働き始めてから3年目に突入しました。
初めてキャンプに参加してからは、なんと6年!
CFFに出会った時は、まさかこんなに長く関わる(というか仕事になる)とは、思いもしませんでした。
学生ボランティアとして活動していた時も、色々なことを学ばせてもらいましたが、CFFで職員として働き出したからこそ感じたこともたくさんあります。

 

 いきなりですが…

日本人は働きすぎだと、みなさん思いませんか?

 

CFFも中々忙しい方なのか?と思いますが
夜遅くなっても電車には人がたくさんいたり、土日関係なくスーツ姿の人もたくさん見たりと…
なんで日本人はここまで働くのだろうと、いつも疑問に思います。

海外に行くことも多く、(田舎の人々の働き方は別としても)
ちゃんと正規で働いている人でも夕方には帰宅し、また休日も家族との時間をしっかりと持っている人も多く見ます。

 

もちろん、日本人とひとくくりにしてはいけないと思うし、海外でも土日なく忙しく働いている人もいます。
けれど、あまりに自分の時間を犠牲にしすぎる日本人の働き方にはいつも疑問が残ります。

 

私には3つ下で社会人2年目の弟がいます。

お給料は手取りでも私の倍近く、土日祝は基本的にお休みです。
ただ平日はほぼ毎日帰宅が深夜12時前後、キャパ以上のことに追いついていない毎日のようで
仕事に対して楽しさや充実感なんて全く無いと言っていました。
少し前には過労で体調を崩していたりと…

 

たぶん、このような働き方をしている人も少なくないのではないかと思います。

 

 給料が高いから良い?

ちゃんと休日休みがあるから十分?

まだ2年めだから一生懸命働くのが当たりまえ?

これらを差し引いたとしても、疲れきっている弟を見るたびに

何か根本的なところが何か間違っているのではないかと思わざるを得ません。

 

日本人は完璧主義なのか、ストイックなのか…
極端かもしれませんが、自分自身の時間を犠牲にしてまで働くことが当たり前、それを美徳とする文化が未だに根強いのだなと感じます。

 

戦後の日本の経済を必死に盛り上げて来た世代、

好景気の恩恵を受けてきた世代

「ゆとり」や「さとり」と言われ、今まさに社会に出始めている・これから社会へ出る世代。

 

世代ごとの価値観が異なるから、若い人の働き方に疑問や憤りを感じる年代の方々もいるかもしれません。
けれど時代は変化しているからこそ、今の風習を踏襲していては
日本社会はどうなるのだろうと不安に思います。

 私もいわゆる「ゆとり」世代に当たるため、そういった世代特有の考え方なのかもしれませんが…

 

 CFFでも多くの大学生が社会人になり、社会の厳しさに悩んでいる声もよく聞きます。
特に学生時代CFFの価値観に賛同し積極的に活動してきた人たちが、
よりそのギャップに悩んでいるようにも思います。

職員になり、多くの大学生を社会へ送り出すようになったからこそ
厳しい社会の波にのまれることなく、自分自身を認めることは忘れずに
生きていって欲しいと願うようになりました。

 

もちろん「学生」から「社会」へ出て行くとなると多くのことが異なるため、大変な思いもするし
価値観の違い対して違和感を感じるのは当たり前です。
なれない環境の中努力することはもちろん大切ですし、自分自身の価値観に留まらず、社会の中へ適応していく能力も必要です。

 

 ただ、「違和感」を感じているということは、正しい感覚・価値観が身についているからこそのことだとも思います。

 

 CFFのプログラムでは、目先の利益や表面的に通用する技術を身につけることではなく、人間として生きていくための本質・大切なことに近いところに触れていきます。

それは、物にあふれた一見「豊か」な日本の生活の中ではなかなか見つけることがなかなかできない、
キャンプ参加者の中にはとても衝撃的な経験になる人もいるかと思います。

 

けれど、そこで「正しい」価値を身につける・その価値に触れる経験をしたからこそ
一般的な社会の問題や、おかしなことに敏感になり
「違和感」を感じることができるのだと思います。

 

この「違和感」に耐えられない・挫折する自分を責めたり
「CFFで多くを学んだのにそれを活かせない」と悩むのではなく
自分には正しい「価値」が備わっているのだと、自分自身を認められたらいいなと思います。

 

CFFによって植えられた価値が芽吹くのは、そう簡単ではないと思います。
それは今から10年、20年、もっと先のことかもしれません。

けど今CFFに関わってきた青年たちが日本社会をリードする代になったとき、今の「違和感」を忘れずに、自分が正しいと思うことに向かって
社会にアクションを起こしていけるよう力を蓄えていてほしいなと願っています。

 

ある意味、それまでは忍耐の20年なのだろうなと思うと気が遠くなりますが (苦笑

その20年間今の思いを忘れずに、その時が来るまで少しずつでいいから
その気持ちを忘れないためにも、自分の周りで・できる時、できる範囲で
小さなアクションをし続けていけたらと思っています。

 

 そんな風に思うようになったのも、今年でCFFが20周年を迎え、創設初期の方々の、CFFが生まれて〜現在までの生き方をインタビューする機会があったからです。

 

 30代後半〜40代に入った方々が、今はそれぞれ生きる場・生活する場の中で社会へ活動している中に、少なくとも学生時代にCFFで得た価値が根付いているのではないかと感じています。

(現在「CFF見える化プロジェクト」というのが進行中!こちらはまた後日お知らせします。)

 

CFFが今、青年たちへ行っていることは本当に小さなこと・ささいなことかもしれないけれど、
その人達自身の未来はもちろん、日本や世界の未来をケアすることに繋がっていくのだと感じます。

 

これだけ「人」を大切にし、「人」に支えられている団体が20年間活動を続けられたことは、奇跡のようでもあるし
支えてくれているみなさんには本当に感謝です。

 

ただ、20年間続いている団体ではあるけれど
団体としてまだまだ未熟な部分も多く、発展途上なのだということも職員になったからこそ気付きました。

 

・20年間のキャンプやツアーの実績/またプログラムに自信はあってもそれを中々外部に発信することができない。
NPOの研修を行う団体の方に、CFFは広報力や集客力はすごいが、それを外部にアピールするのが下手と言われたことがあります)

・「CFFの価値」というところも、まだうまく表現できない

・団体の収益の7割近くがキャンプツアーの収入に頼っているからこそ、それが万が一傾いたときの財政基盤が弱い

 
これは私が感じるほんの一部ではありますが、学生の時には完璧に見えていた(笑)CFFも、まだまだたくさんの課題を抱えているなと感じています。

 

 

20年間キャンプツアーをしていると、参加する青年たちの層や抱えている問題というものも変化してきます。
だからこそ、CFFは止まること無く、自分たちのミッションは強く持ちながらも社会の状況に適応しその都度良い進化をしながら歩み続ける必要があると感じています。

 

多くの人に支えられてきた20年ではありましたが、

これからもCFFが成長し、多くの問題ある日本社会や世界の中で

誰もが希望を持てる社会のために。

 

より豊かな未来の基盤を作っていくためにも、
これからもみなさんと共に歩んでいきたいと願っていますし、
みなさんの力なくしてはCFFは成り立たないなと感じています。

 

******

なんだかんだ長くなりましたが…
しっかり「想い」も入っていきました(笑
色々と日々考えることは山積みですが、今は目下にあるキャンプに対して
参加者に負けないくらい全力で取り組んできます!

 

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CFFジャパンの青年育成事業や海外の子ども支援を含めた、CFFジャパンの取り組み全般をご支援いただくマンスリーサポート制度です。

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