CFFジャパン事務局スタッフのブログ

NPO法人CFFジャパン事務局スタッフのブログです。仕事のことに限らず色んなことを書いていく予定です。

Social Action Challenge(通称SAC)始動!!by花火師の会

4月7日(日)に行われた、CFFの新・国内プログラム

「※Social Action Challenge(通称SAC)」

の説明会兼キックオフミーティングの様子を、

学生プロジェクトメンバーの伊藤千花さんにリポートをしてもらいました!


※ソーシャルアクションチャレンジとは、、、

CFFのキャンプ・ツアープログラムに参加した学生が、

帰国後国内のフィールドで活動し活動先へ貢献するとともに、

チームとして課題解決に取り組みそのプロセスを通じて

「社会に向けて自ら行動できる人」

の育成を目指していくプログラムです。

 

 

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●キックオフmtgの様子●

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「キャンプに参加してからずっと国内でも何かしたいと思っていたけど、できていなかった、、」
「この春ハッピーキャンプに参加して、子どもたちにもらった愛をこれから誰かに返して
いきたい!」
など様々な思いをもった過去参加者が13人も来てくれました!☆★





----当日のタイムテーブル-------
・ワークショップ① 「自分の強みを考えよう!」
・ワークショップ② 「課題に対して自分自身をどう生かす?」
・SACのプログラム説明
-------------------------------------

主に上記の内容で行いました!

この春にフィリピンワークキャンプに参加し
これからSACに参加することを決めたという過去参加者は、


「キャンプの中でも自分について向き合う機会がすごく多かったけど、
それを今回は文字にしたり客観的な視点も含めて考える事で、
これから自分のやりたい事、そして今の社会の為に自分が出来る事を、
より深く、現実的に考えるすごく良いきっかけになりました。」
と話してくれました!





みんなのシェアを聞いて、企画者の1人としてこの日参加した私も
CFFのキャンプで生まれたたくさんの

「誰かのために何かしたい」という思いがこのプログラムを通して

形になってほしい!と改めて感じる機会になりました^^

 

今後は、キックオフミーティングに参加した人たちが

国内のフィールドで活動し活動先へ貢献するとともに、

チームとして課題解決に取り組んでいきます。

そのプロセスを通じて「社会に向けて自ら行動できる人」を目指していきます!

 

伊藤千花

【参加者募集!】CFF新・国内プログラム ーSocial Action Challengeー

・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・

Social Action Challenge
〜社会に向けて自ら行動できる人に〜

・○・○・○・○・○・○・○・○・○・○・

「CFFのプログラムに参加して、
自分自身と向き合ったり誰かのために何かしたいと思ったけど、
もっと社会に向けてアクションを起こせる人になりたい…。」

 そんな人にオススメするCFFの新・国内プログラム、
”Social Action Challenge” が誕生しました!


《Social Action Challengeとは、、》

●ひとつのフィールドで3ヶ月!
活動フィールドで課題を見つけ、その解決のためにアクションを起こします。
そのプロセスを通じて「社会に向けて自ら行動できる人」を目指します!

●別のフィールドで頑張る仲間と一緒に!
同じ期間に違うフィールドで活動するメンバーが、
チームとして2~3週間に1度ミーティングを行います。
お互いの活動や悩みをシェアしながら、そして支え合いながら活動していきます!
ミーティングにはCFFの社会人メンバーが同席してフォローアップも行います。

 

◎こんな人にオススメ
・何かやりたいけど、何をしたらいいかわからない
・「思い」を「形」にできる人になりたい
・自分の強みや弱みを理解したい!成長したい!

◎得られる経験と力
・ソーシャルな現場での実践経験
・課題を発見し、課題解決のために主体的に計画し実行する力
・周囲を巻き込み、周囲を生かす力

◎プロジェクト体制
・CFFのプログラムとして社会活動に参加!
・学生時代をCFFで過ごした社会人の先輩からのアドバイス


---フィールド候補地 (今後変更する可能性もあります) ---

①アダチベース

(困難を抱えた子どもたちが安心して過ごせる居場所作り)
https://www.katariba.or.jp/activity/adachibase/

②CCS 世界の子どもと手をつなぐ学生の会

(外国にルーツをもつ子どもたちへの学習サポート)
http://ccs-ngo.main.jp/

③二葉学園(児童養護施設
http://www.futaba-yuka.or.jp/int_gak/index.html

④アクションポート横浜(人や組織をつなぎ、地域を盛り上げるNPO
http://actionport-yokohama.org/

⑤CFFジャパン事務局 (CFFの活動をよりよく発展させていく)

---------------------

《プログラム詳細》
活動期間:主に5〜7月(前後にも研修などがあります)
活動頻度:活動先に応じて週1〜週3など + 2~3週間に一度の定例ミーティング
参加費:5000円
応募締め切り:3月31日(土)
申し込み:https://goo.gl/DVvVoZ

 

《スケジュール》※メンバーが決定次第、変更する可能性もあります
3月31日(土):応募締め切り

4月  7日(土):説明会&キックオフミーティング

4月28日(土):事前研修、活動フィールド決定


5月〜:各フィールドで活動開始
   ※2~3週間に一度のチームミーティング


6月16日:中間報告会・課題解決アクション宣言

           ※2~3週間に一度のチームミーティング

 

7月:各フィールドでの活動終了
(個人の意思で継続して関わり続けることも可能)

 

8月  5日(日):事後研修

8月22日(水):活動報告会(夜)

 

《説明会&キックオフミーティング》
日程:4月7日(土) 13:30〜16:30
場所:駒込地域文化創造館
  「東京メトロ 南北線 駒込駅」4番出口より徒歩1分
   「JR山手線 駒込駅」(北口)より徒歩2分

   http://www.toshima-mirai.jp/center/e_komagome/

 

プログラムに参加したい人はまずはここに参加してくださいね。
「参加を迷っている…。」
「どんなプログラムなのか詳しく聞いてから考えたい」

という人も大歓迎です。
説明会も兼ねてるので、まずは気軽に来てみてください♪

 


活動場所やプログラムについて何か気になることがあれば、
CFFジャパン事務局までお気軽に連絡くださいね。
 

●CFFジャパン事務局
e-mail: info@cffjapan.org

よりよい未来へ向かう第一歩…CFFミャンマー誕生! 《☆CFFミャンマー応援寄付キャンペーン開催中★》

こんにちは。事務局の田代です。

2018年春プログラム準備のためフィリピンに来ています。
最強寒波到来の日本から30度越えのフィリピンは少々こたえます
 
今回の私が担当するプログラムは3カ国のため、
2ヶ月でフィリピン→マレーシア→ミャンマーと移動することとなります。
 
3月の下旬から始まるミャンマーのプログラムは、
また新たな一歩を踏み出していくことになります。
 
 
* * * * *

2014年から、CFFではミャンマーで活動を続けてきました。
 
過去4回のスタディキャンプというプログラムでは
何度か紹介もさせてもらいましたがSharing Loveというヤンゴンのスラムに暮らす子どもたちを支援する団体と共同で
子どもたちへのイベントを企画するプログラムを行いました。
 

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記念すべき第1回はオリジナルの絵本を作成し読み聞かせを行いました!

 

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子どもたちへの思いを劇で表現!@第2回スタディキャンプ
 
昨年の夏にはCFFミャンマーの事務所が開設!
9月にはCFFジャパンとCFFミャンマーで初めてスタディツアーを実施。
 

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最終日にスラムの子どもたちを支援する学校の壁をペイントしました!@第1回ミャンマースタディツアー
11月にマレーシアで行われたインターナショナルコンベンションでも
新たなCFFの誕生をみんなで喜び合いました。
 

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1月に発行したらぶれたーの表紙にもなった一枚。安部さんの右隣3名がCFFミャンマーのみなさまです!
CFFミャンマーは現在団体登記に向けて手続きを進めています。



そして2018年春、いよいよミャンマーでも
『第1回ワークキャンプ』が開催されます!


2016年に政権交替がかないましたが、
未だに軍事政権での影響が色濃くのこっているミャンマー
施設滞在型のプログラムを実施することは難しく
これまでのプログラムは毎日ホテルで宿泊をしながら
活動地へ移動するというスタイルをとっていました。

 
ミャンマーワークキャンプを開催するというのは、
ミャンマーに根付き活動を広げる上での目標でもありました。
 
 
CFFの始まりである
 
「子どもたちのために何かしたい」という思い。
 
フィリピンのストリートチルドレンとの出会いが、
具体的な活動にうつっていたワークキャンプ
 
ワークキャンプはCFFの原点であり、
CFFのミッションでもある「誰もが希望を持てる社会つくる」ことを
青年たちと実践している活動そのものです。
 
 
 
そしてミャンマーにも、ワークキャンプを必要としている人たちがたくさんいます。
 
 
 
今回のワークキャンプの舞台は、
商業大都市ヤンゴンから2時間近く離れた田舎にある
常時300人以上の子どもたちが生活する児童擁護施設です。
 
紛争、災害、貧困などの理由から家族とともに暮らせいない子どもたち。
 
そんな子どもたちの生活を支えるために
広大な施設では家畜の世話や農業も営んでいます。
 
(なんだかどこかの施設の目指す形と似ていると思いませんか…?
 
 
外国人がホテル以外で滞在することが難し中、
施設として外国人が宿泊できるライセンスを取得しているとのこと
今回快くCFFワークキャプの受け入れを承諾してくれました。
 
 
そんな子どもたちが生活する施設で
私たちができることは何なのか。
 
これからミャンマーのためにできることは何なのか。
 
日本からやってきてくれる参加者のみんなと、
これからのミャンマーを担う現地の青年のみんなと、
頭・心・体を使ってフルワークしてきます!
 
何もかもが初めての第1回。
 
何が起こるか分かりませんが、未来に繋がる一歩と信じています。
 
 
 
そしてこれまでCFFを応援してくださったみなさんとも一緒に
 
ミャンマーの未来を支えていきたいと思っています。
 
第1回ミャンマーワークキャンプの開催を記念して
寄付キャンペーンも開催中です!
 
思いを形にする一つのアクションとして
ぜひみなさんの思いを少しずつでもシェアしていただけたら嬉しいです。

 
==========

★ CFFミャンマー応援寄付キャンペーン!!☆

●期間:2018 年1 月15 日(月)~2 月28 日(水)
 
●寄付の用途:第1 回ミャンマーワークキャンプの資材・用具等購入のため
 
●ご寄付の方法 :
(1)クレジットカード決済 (VISA、MASTER)
下記URLをクリックして特設ページにアクセスしてください。

CFFミャンマー応援寄付キャンペーン - cff-myanmar-photo-album ページ!



(2)銀行(コンビニATMからでも)
三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通口座
口座番号:0075965 特定非営利活動法人 CFFジャパン
※お名前の頭に「ミャンマー」と付けてください。

(3)郵便局(ゆうちょ銀行) 振替用紙に以下を記入して振込
郵便振替00510-1-2968 特定非営利活動法人CFFジャパン
※「ミャンマー」と通信欄にご記入ください。
 
==========
 
またキャンプが終わりましたら様子をご報告したいと思います。
 
応援よろしくお願いします!

『「ロヒンギャ」難民問題』ご存知ですか?

みなさんこんにちは。事務局の田代です。
事務局職員ブログとってもご無沙汰ですね。
 
年の瀬も近づき、2017年も終わろうとしていますね。
(ちなみに事務局は今日が仕事納めです!)
CFFで働くようになってから、時が経つのが早すぎてびっくりします(笑
 
さて、この夏にミャンマーへ行ってからずっとシェアしたいなと思
ここまで書けなかったことがあるのですが、
これをせずには年は越せない!と思い久々にブログを書いてみました。
かなり長いブログとなってしまったので、
読みたいなと思ってくださった方も覚悟してスクロールしていってください(笑

 
 

みなさん『「ロヒンギャ」難民問題』ご存知ですか?
 


東南アジア最大の難民問題として、最近メディアでも大きく取り上げられています。
ミャンマーの西側にあるラカイン州というところで、特に今年の8月25日に「アラカンロヒンギャ救世軍」(ARSA)を自称す武装集団がミャンマー政府軍(国軍)を襲撃したことをきっかけに、
大量の難民がバングラデシュに流出しました。
その数は現時点でおよそ60万人といわれおり
バングラデシュ側に避難した人々も厳しい生活を強いられています
多くの緊急支援のNGOがこの「ロヒンギャ」難民問題に対して活動を起こしています。

 

みなさん、この問題に対してどのような認識をもっていますか?
 


ミャンマー国軍がイスラム教徒である「ロヒンギャ」を迫害している
ミャンマーの国教は仏教で、仏教徒も8割程度。イスラム教徒だからって差別するなんて!
ミャンマーが悪い)

アウンサンスーチーはこの件に対して何も発言していない
→一番偉い人なのに何で?国としてこの問題を黙認しているのかな
 

まとめると…厳しい状況に立たされている人が多くいるにも関わらず、
その根源となっているのがミャンマー国軍で、
国のトップのアウンサンスーチー史が何も発言していない
=この問題に対してミャンマー政府は逃げている。
 

かなりざっくりとですが、この問題に対してこんな印象を持っている人が多いのではないかと思います。
そもそもよくわからないという人も多いかと思いますが。


この夏CFFでは、初めてミャンマースタディツアーを開催しました。
 

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(訪問先の幼稚園で。初めて出会う外国人に最初はびくびくだった子どもたちとも仲良くなれました♪)
 
 
期間がちょうど9月12日〜という
この話題に対してもかなりほっとな時期で
ツアーの訪問先で、「ロヒンギャ」問題に関しての見解を聞く機会がありました。

私は専門家ではないので、
この問題に対して個人的な意見を述べることはできないのですが
現地で聞いた話をみなさんにもお伝えしたいと思います。
 
 
この問題に対しても色々な見解がありますが
ここからの話も、あくまでも一団体の一部の人々から聞いた話として読んでもらえたらと思います。
 
 
 ・・・・・・・
 

今回訪問したのはThe 88 Generation Peace & Open Societyという民主化運動団体です。
(以下88事務所と略します)

団体の代表はミャンマー国内でアンサンスーチー氏に次ぐほどの人気がある民主化運動家のミンコーナイ氏。
彼自身学生運動のリーダーだったこともあり当時の軍事政権によって何度も投獄された経験を持ちます。
 

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(中央がミンコーナイさん)
 
 
釈放されてからこの団体を立ち上げ、政治家としてではなく運動家として
国の民主化に貢献してきました。
88事務所のとなりにはデモ運動の記録が残された小さな記念館があり、
デモ当時の写真や映像などを見ることができます。
 

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(写真中央にいる女性が、1988年デモ後にスピーチをするアウンサンスーチー氏)


今回88事務所を訪問したのは、
軍事政権によって統治されていたミャンマーの歴史を学ぶため、
また当時のデモの様子を聞くことが目的でした。
 
しかしながらちょうど「ロヒンギャ」のことが問題になっており、

デモの話だけでなく「ロヒンギャ危機に関する話を聞くこともできました。

予期せず記者団に対して現場の様子を記者会見する現場にも遭遇しました。

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(記者会見にのぞむ88事務所のスタッフのみなさん)

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(一番後ろで見学させていただきました。)



以下の内容は、

・記者会見前にミンコーナイ氏から伺った話
・記者会見の中で話されていたこと
・CFFミャンマー現地人スタッフから聞いたこの問題の見解(一市民の意見)
をまとめたものとなります。

()内に書かれているのは、私からの補足情報です。


=====

ミャンマーの人々の「ロヒンギャ」に対する見解
 
→そもそも差別的な意識のあるイスラムバングラ人=「ロヒンギャ」という呼び方をミャンマーの国民はしない。

(「ロヒンギャ」という言葉は、1982年に当時の軍事政権によって廃止されています。
政策の意図としては移民として入って来た人々に国籍を与えないということが大きいですしこれはこれで問題ですが、
その影響もありミャンマー国民は「ロヒンギャ」とは呼びません。
あくまでもラカイン州の一部にバングラデシュ人が住んでいるという意識を持っている。)
 
→「ロヒンギャ」の中には、市民権を持っている人もいる。
移民としてバングラデシュからミャンマーに入って来て3代目になるなど、
ミャンマーでの滞在歴が長いため市民権が与えられているケースもある。
つまり「ロヒンギャミャンマーの国民として受け入れている事実がある。
 

▼『大多数が「仏教徒」であるミャンマーにおいて、少数である「イスラム教徒」への迫害がある』ということに関して
 
→そこに移民・難民の問題はある。
けれども世界の人々が思っている宗教間の対立という意識は、ミャンマー国民にはない。
宗教差別と強調し問題を大きく報道しているのは、大国のメディアによるプロバガンダだ。
 
ミャンマーの人たちは、「宗教を絡めれば世界は注目するし、(世界がミャンマーを)非難しやすい」捉えている。)
 
上記にもしたように、「イスラム教徒」の「ロヒンギャ」という意識はない。
地域によって差別意識を持っている人もいるかもしれないけれど
ミャンマー全体として迫害しているといったような取り上げ方は過剰。
 
ミャンマーは135もの民族がいる国であることもあり、
根本的には他民族とも融和性や協調性をを大切にしている。
 
少数民族対立の問題も現状としてありますが、
元をたどれば植民地支配政策と軍事政権による影響も大きい。)
 
大国にある問題から、世界の注目をそらしたいがために
小国であるミャンマーの問題が誇張されて報道されている。
 
 
上記に加えて補足の情報
●「ロヒンギャ」が被害にあっていることが大きく報道されているが、
被害にあっている人の中の3%程度は少数民族ミャンマー人もい
 
→上に記した「ロヒンギャ」の迫害と関連してくるが、
今回の問題の根本がミャンマー軍による「ロヒンギャ」の迫害とだけ言えない理由の一つ。
ミャンマー側の認識としては、テロリストがミャンマー軍と「ロヒンギャ」の間をかき回している。
 
これらをふまえて、「ロヒンギャ」全てを迫害しているといったようなことは言えない。
 
 
アウンサンスーチー氏が「ロヒンギャ」の問題に対して何も発言しないことに関して
 
→発言しないということが大きく報道されているが、発言していないわけではない。
 
ロヒンギャ」の問題は、色々な問題が複雑に絡み合っているものであり、アウンサンスーチー氏はもっと大きな視点からこの問題に対して言及している。
記者たちがほしいような回答をしていないから「発言していない」とみなされているだけだ。
 
=====
 
 
またミンコーナイさんに直接話を伺った際に、
ツアー参加者の1人がこのような質問をしました。
 
 
Q. 「今、世界でアウンサンスーチーノーベル平和賞を取り消すことを求める署名が集まるような運動が高まっているが、それについてどう思いますか?」
 
 
これに対して直接的な意見は述べていませんでしたが、このように回答していました。
 
 
A. 「私たちは、アウンサンスーチー氏が国のためにこれまで多大な自己犠牲を払ってきたことを知っている。」
 
 
 
周りにいた88事務所のスタッフの方達も、この言葉にただただ頷いていました。
 
 
世界からどのような非難があったとしても、
国民のアウンサンスーチー氏への信頼が揺らいでいないことが伝わってきました。
 
 
・・・・・・・
 
 
みなさん、現地の人々の声を聞いてみてどう思いましたか?
断片的な情報だけでは、難しくてむしろよくわからないこともあったかと思います。
 
 
私がこの話を聞いた印象として思ったことは
 
「普段メディアから得ている印象と少なからず違うことがある」
 
でした。
 
私は今回の話を聞くまで
・「ロヒンギャという言葉がミャンマー国内で廃止されていること
・「ロヒンギャ」の中にも市民権を与えられたケースがあること
・現場で被害を受けている人の中には少数民族の人もいること
 
 
これらのことは恥ずかしながら知りませんでした。
またこの問題に対して、テロ組織の存在を示唆しているアウンサンスーチー氏の発言もよく理解できませんでした。
 
 
ただ、ここでの話を聞いてからアウンサンスーチー氏の発言を聞くと、
彼女が意図していることもなんとなく理解できるようになるかと思います。
 
*英語ができる方はぜひ聞いてみて!
2017年9月19日に「ロヒンギャ」問題についてのアウンサンスーチー氏の見解です。
 
 
 
 
2015年の選挙の時も海外メディア含め世界がミャンマーに注目
また国民民主連盟を、アウンサンスーチー氏を支持していたと思います。
 
新政権が始まってから1年半、
今度は手のひらを返したようにアウンサンスーチー氏を糾弾している(私の個人的な印象かもしれませんが)のは、なんだか不可思議にも感じます。
 
 
 
2016年に新大統領が就任した時、私はミャンマーにいました。
テレビで就任式を見ていた市民のみなさんが
抱き合って喜んでいたのを今でもよく覚えています。
 
半世紀にわたる軍事政権によって市民の生活に及ぼされた影響は大きく、
そこから脱却し新しい国を作っていくことは、非常に時間のかかることです。
 
ミャンマーに関しては憲法の問題もあり、新政権と軍の関係性もまだまだ難しさが残っています。
(ここら辺は話すとまた長くなるので、気になる方は調べてみてくださいね。)
 
 
けれども、国民一人一人が自分たちの国を作ろうという意識と自覚を持って
それぞれの場所で活動している姿には、
いつも心に迫るものを感じます。



今回の訪問での経験を経て、
目についた情報だけでなく、現地の人々の声を聞く重要性を再認識できましたし
メディアから流れる情報を鵜呑みにしない重要性も身にしみて感じました。

 
最後に…
ロヒンギャ」とミャンマーの間での対立関係というものは
歴史的に考えても実在しており、現在難民という形で大規模に表面化してしまっています。
 
ただこの対立構造にには、
第二次世界大戦時代に当時のビルマを占領した日本軍も関係しています。
 
 
日本という国に住んでいる私たちに、直接的に彼らのためにできることはほとんどないかもしれません。
けれども、日本人である私たちに、まったく関係のない問題と片付けてしまってよいのでしょうか?
 
 
 
 
ここまでおつきあいくださったみなさんにもう一度聞きます。
 
 
 
 
 
『「ロヒンギャ」難民問題』ご存知ですか?
 
 
 
 
**この記事のなかであえてカッコつきの「ロヒンギャ」を使っていたのは
そこに迫害の意味を込めた『ロヒンギャ』という言葉を現地では使っていない
というコメントに起因します。
 

震災から6年と4ヶ月…元通りには戻らない。

こんにちは。事務局スタッフの石井(たけし)です。

7月10日、11日とお休みをもらって岩手県の沿岸部に行ってきました!

今年で4年連続4回目です。震災後に大学の友人が支援関係の仕事で入ってから、そのまま釜石市に移住しているのでいつもそこに遊びにいってます!今回は初の夏の岩手でした!

震災から6年と4ヶ月。沿岸分にようやく少しずつ家やお店が戻って来たそうで、ポツンポツンと建つ家、建設中の様子がところどころ見れました。

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上から見ると大槌町の沿岸部は現在こんな感じ。

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震災前のだいたい同じ場所。

 

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(現在)ポツリポツリと家が建っている。

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まだまだ更地のままのところもたくさん。

 

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道路を走ると復興関係のトラックとたくさんすれ違います。岩手では、今年の3月時点でまだ5,000世帯以上が仮設住宅で生活を送っていました。

東京にいると全然わからないですが、まだまだ復興は道の途中。復興って言っても他地域に移住した人ももちろんいるらしく、みんながみんな戻ってくるわけじゃないそうです。

6年という月日はあまりにも長い。全てが元通りになるわけじゃない。

当たり前だけど。復興ってもとに戻るってことじゃないんですよね。またやり直すってことに近い感じがして、「震災」の二文字はずっとずっと消えることはないんだっていうことを実感しました。

ちなみに震災後にできたプレハブ商店街は来年の4月までだそうです。 ここで終わりにする人、またお店を建てて続ける人それぞれのようです。

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夜は海の幸?珍味?に舌鼓を打ちました。

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いまが旬のほや

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中身はこんな感じ。海産物どくどくのほのかな香り。うまし!

 

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まんぼうの刺し身!脂身が強く、ぼってりしてる!うまし!

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焼きホタテ!でかくて肉厚!うまし!

それから夏だとこんなこともできちゃうんですね!

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シーカヤックです!やるまで舐めてましたが海めちゃめちゃキレイでした!東北ってこういうイメージないですよね!

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三陸シーカヤックMESAさんにお世話になりました。こちらも現在プレハブの貸店舗で営業中のお店です。

MESA「メサ」カヤック専門店・・・日本の原風景がここにある・・・三陸海岸

最後は秋田まで足を伸ばして秘湯・乳頭温泉へ行ってきました。

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小屋の左に見える池みたいのが温泉です。開放感ばんざい!最高でした!

好きなことば

こんにちは。CFF事務局のひろしです。

 

 

 

 

 

誰しも好きな「ことば」ってありますよね。

自分の座右の銘とか。

そういうことばが自分を支えてくれたり、

何かをやるときに一歩を踏み出す力になってくれると思います。

 

 

 

 

よくCFF事務局長のなっしーはこんなことを話してくます。

「自分の願いや願望を口に出すことが大切よ。言葉にすることでそれが実現するの。」

 

 

 

 

ほー。いつも冷静で客観的ななっしーから、

こういうことばが出てくるとは。。。

と僕は少し感じながらでも結構共感していました。

 

 

 

 

 

 

僕が今日皆さんに伝えたい好きな「ことば」は、

糸井重里さんが本で書かれていた、

「やさしく」「つよく」「おもしろく」

 

 

 

 

 

これは糸井さんが運営している、

ほぼ日刊新聞というWEBサイトでお客さんを引きつける

コンテンツを作る時の考える基盤になっていると彼は話していました。

 

 

 

 

 

 

 

「やさしく」を支えられる
「つよさ」がなければいけないし、
「おもしろく」がないと、
ふつうになっちゃうんで選ばれないんですよ。
そして、おおもとに「やさしく」がないと
じぶんを生かす意味もなくなるんです。
(引用:糸井重里 / おさるの年にゴリラの話を。

 

 

 

 

 

 

 

 

この考え方が僕はとても大好きで、

CFFにも繋がる部分が多くあると思ってます。

「CFFの人ってみんなやさしいよね」

と僕はCFFに関わってからの5年間よく耳にして来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで?みんなやさしいんだろう?

そう考えたとき。

「あー。みんな心が強いんだな。自分の芯がしっかりしている。」

と思いました。また、自分が傷ついた経験があったり、

難しい経験を乗り越えているからこそ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人にやさしくできる。

だってみんないろんな人のやさしさに支えられているって知っているからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな人が多く集う場所がCFFなのかもしれないと。

勝手に納得していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後の「おもしろく」こことても大切ですよね。

面白さって言葉を変えるとその人の魅力という風に捉えられます。

面白さって別に、口がうまいとか、ギャグが言えるとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうことではなくて、その人が出す雰囲気とか。

考えていること。それがその人の「おもしろさ」であり、

魅力になるんだろうなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとそれはみんな持っていて、

みんな魅力的だけど、そこにきがつかないから

自分の「おもしろく」が磨けない。

ということもあるのかもしれない。

そんなことをボケーと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の「おもしろく」って一体なんだろう。

漠然としていて、つかみどころない。

でも自分の奥ふかーーーーーく。

もしくは、もう目に見えるところにあるかもしれない。

それを自分なりに磨いていけたら。

それは周りも、自分も、社会もハッピーになるかもな。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことをヒトリ考えているひろしでした。

 

 

 

 

 

 

「やさしく」「つよく」「おもしろく」

 

 

 

 

 

 

みなさんの好きな「ことば」はどんな「ことば」ですか?

 

 

 

 

 

事務局インターン始めました。

あ、タイトル間違えました。

正しくは「1ヶ月前から始めてました。」です。
 
みなさんこんにちは。
1か月前から事務局でインターンをやらせていただいているあらけです。

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はじめましての方もいると思うので
まずは自己紹介。
 
CFFの参加回は
第31回マレーシアワークキャンプ
第11回フィリピンハッピー子どもキャンプ
 
そして、第38回マレーシアキャンプでは
プログラムリーダーをやらせていただきました。
 
「High!Low!Yooooooooh!」です。とても愉快なリーダーズ

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(High!Low!Yooooooooh!のメンバー)
 
日本大学国際関係学部の4年生。
 
誕生日は11月4日。星座はさそり座。
血液型はo型。
好きな食べ物はチンジャオロース。
 
事務局メンバーの中では最年少!
今をときめくピチピチの22歳。
 
週2回、火曜日と木曜日に事務局さんと
仲良く楽しくお仕事してます。
 
 
 
こんなあらけんですが、なぜ事務局インターンをやろうかと思ったのかというと、
 
もともとCFF大好き人間だったので、
今まで関わってきた経験を活かしたいとか
そうゆう気持ちはあったのですが
 
もう一つ
昨年参加したタイでのボランティアが
大きなきっかけとなりました。
 
 
大学1年間休学してタイの北部で、山岳民族の支援活動している団体に7ヶ月間の長期ボランティアとして滞在。
 
活動は主に近くの学校や幼稚園を訪れて、日本語を教えたりアクティビティの計画、実施をすることでした。
 
子どもが好きで、子どもに希望を与えたいと思っていたあらけんにはぴったりの活動でした。

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(近くの村の子どもたち)
 
その団体には短期ボランティアでも参加できるので夏休みなどは多くの日本人が来ます。
 
なのでその時はあらけんのような長期ボランティアは短期ボランティアさんの活動のサポート役にまわりました。
 
サポートとして短期ボランティアさんの活動を見守っているうちに感じたことがありました。
 
それは
「自分一人だけではできないことがたくさんある」
 
ということです。
 
だからといってネガティブになったわけではありません。
 
むしろ
「じゃあ、自分にはないその人の特徴やアイデアを活かし、その人が活動しやすいようにサポートしよう」と考えました。
 
あらけんがずっと表に立つよりも
あらけんのできないこと、苦手なことができる
人が子どもたちの前に立ったほうが
子どもたちにとって得るものがたくさんある。
たくさんの人と関わることで、子どもたちの選択肢も広げることができる!
そのように感じました。
 
こういった経験から
自分1人が現地へ行くよりも、
たくさんの人が現地に足に運び、触れ合い、考えることが
現地の未来につながると考えました。
 
 
もちろん、現地に行きたいという気持ちは
まだありますよ!
 
ただ、今回は裏方に徹しようと思います。
 
 
たくさんの出会い、学び、経験がある
このCFFで。
 
これから海外へ1歩踏み出そうとしている人、
その1歩をサポートしている人々
 
子どもたちの希望となる人々のがんばりを
支えていきたい
 
たくさんのきっかけをあらけんだけでなく
多くの人に与えているCFFで
 
そんな想いからインターンを始めました。
 
 
いま力をいれようと思っていることは
地方からの参加者を増やすこと!
 
日本中を巻き込めたらいいな笑

 

たくさんの人に参加してもらいたいです!
 
焦らず、少しずつこつこつとやっていきます。

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ということで、これからしばらくの間
あらけんのことをどうぞよろしく
お願いいたします。
 
最後まで読んでくれてありがとう^_^